今日の福岡 雨の一日  気温も上がらず11℃ほど

 

 

 

そんな中、シャーシ加工  カーポートの屋根の下が私の作業場です。

 

 

TPA3255基盤を収納するシャーシ加工もかなり大詰めまで来ました。

 

 

今日は、端子盤の加工です。

 

今日の成果

 

 

今回は、1.5mm厚のアルミ300×200 1枚です。

アルミ板の上に有るのが、今回作製する端子部です。 (見にくいですが・・)

 

これを、ケガキしてジグソーで切り出しました。

 

 

箱型に加工するので四隅を切り落とさないといけません。

 

 

いつもの様に上からジグソーで切ってもいいのですが

ちょっと面倒なのでこんな治具を使います。

 

 

ジグソーをひっくり返し下から付けただけの簡単な治具

 

しかし、このままだとスピードが上がり過ぎて刃が大幅にブレまくります。

 

 

そこで、スピードを落とす為に50年前に作ったトライアックの調光装置

を使います。

 

50年前からすでにトライアックという電力制御用の半導体があり

それを使って作っています。

   

その当時は、手元にデッカイハンダゴテしかなかったのでハンダゴテの温度調整用

として、作ったものでした。

 

これを、ジグソーに繋いで電力制御しスピードを落とします。

 

すると、ブレていた刃も落ち着き非常に扱いやすくなります。

下の写真の様に目的のラインの0.5mm以内でカットが出来ます。

 

切り終わったのがこちら

 

余分な範囲が狭いのでヤスリでの仕上げが簡単になります。

 

 

先程のジグソーの取付ですが

適当な板に ただジグソーを固定するボルトを付けただけです。

 

ボルトは、爪付きナットで取付けて

この上からジグソーを載せナットで締付けて固定するだけのものです。

 

 

この切出したアルミ板を 先日のHOZANのK130で曲げていきます。

 

 

但し今回は、難易度が1段階上がりこのK-130をもってしても

作ることが出来ませんでした。

 

取り敢えずは、箱型まで作ります。

 

今回は、出っ張りの部分を更にもう一度曲げる工程があります。

 

どんなにがんがってもK-130では曲げる事ができないので

 

仕方なく、最終手段・・・ということで

 

 

万力の登場です。

 

 

下の写真の万力もオーディオ仲間の先輩から製作して頂いたものですが

大きいので大変重宝しています。

 

ただ、口の幅が100mmで今回曲げる幅が110mmと少し大きいんです。

 

もうぐいっと 力で持ち上げるだけ・・・  格好はどうでも構わない・・・

 

 

反対側も手で一気に持ち上げます。

 

後の修正は、ゴムハンマーで叩いて角を入れます。

 

力仕事になりましがが、何とか形になりました。

 

幅が、足らなかったので四隅が開いてしましましたが  気にしない?

 

 

これを、端子取付の為の穴を開けていきます。

竹の子型の刃(ステッピングドリル?)でジャンジャンいきます。

 

 

そして出来がったのが最初の写真のモノです。

 

 

 

これに、端子を取付つけると 

 

 

反対側です。

 

 

 

後は、先日作った本体にこの端子台を取付ける穴を開ける工程が

残っています。

 

 

単純な作業にお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

 

 

今回は、ジグソーの簡単な治具の説明をしましたが、

回転を落として使えば使いやすい道具になります。

 

サイリスターを使った電力制御器も今では、非常安い価格で

完成品がありますので、もし自作を検討されるのであれば

こちらがオススメです。

 

Amazonで購入した電力コントローラです。

2000Wまでコントロール出来るとなっていますが、とてもこのヒートシンク

では、そこまで出来るとは考えられませんよね。

試していないのでなんとも言えません。 

 

しかし、今使っている丸ノコやジグソーなどAC100Vで駆動し

700~800W程度なら問題なく使えると思います。

(使用される時は、1次側の100V側に必要な大きさのヒューズを入れて

使われる事をオススメします)

 

ただ、値段が安いので魅力です。(400円/1個ほど)

 

 

 

今日もご覧頂きありがとうございました。