今日は、素晴らしい快晴の一日
日中の気温も18℃ほど上がり気持ちの良い一日となりました。
百均(セリア)のタッチライトにドップラーセンサーを組込んでみました。
このタッチライトの構造は、いたって簡単
電池とスイッチそれにLEDだけです。
これをセンサーランプに改造するのですが
元の電池回路を使うと組込む回路は、
センサーとLED駆動用のトランジスターだけで超簡単。
今回は、リチュームイオン電池を使う回路で作ってみました。
(今日の様な快晴の一日は太陽光パネルの絶好の充電日和)
回路は、こんなものです。
こんな感じです。
ドップラーセンサー基板など、おもな 部品は両面テープで貼付け。
光を検出するCDSが外側のケーズに当たらないようにして取付けています。
唯一面倒なのが、リチューム電池を充電する為の、基板を
取付ける加工です。
基板本体は、厚手のプラスチック用の強力両面テープを使い固定
粘着力が強いのでUSBを差込むことにも耐えられます。
(このテープも百均で)
本体の電池部分の横に取付け、タイプ-Cの充電用の口を
デザインナイフで切開けました。 (唯一のケース加工作業)
LEDを駆動するトランジスタもセンサー基板にハンダ付けで取付けている
だけです。(軽いので問題ない)
このトランジスターは2SC1815という一般的なNPNトランジスタですが
秋月電子で20個で100円 (5円/個)という安さ。
このトランジスターを介してLEDを駆動しています。
改造後は、こんな構成になります。
3.7Vのリチュームイオン電池での駆動は、センサーの定格4V~28Vより
低いのですが、 十分に駆動できました。
また、LEDの消費電力は、電源電圧に比例しますが、3.7V時には
50mAを切ますので、2SC1815でも十分駆動が可能です。
LEDの明るさも流す電流に比例するのですが、私の使用目的(夜間階段を照らす)
には十分でした。
このタッチライトをセンサーライトに改造する費用ですが
もし、リチュームイオン電池を使わなければ、下の様に200円も
かからず、改造することが出来ます。
・ドップラーセンサー 120円/個
・CDS(明るさ検知用) 1MΩΦ5mmタイプ 20円/個
・トランジスター 5円/個
合計145円
また、18650タイプのリチュームイオン電池を使った場合でも
電池を除けば、充電基板(70円/個)、電池ケース(50円/個)も格安なので
費用もそんなにかかりません。
ドップラーセンサーは、赤外線センサーと違いケースの外に
出す必要がないので、ケースの加工も減り楽に改造出来ます。
(但し、センサーや、トランジスター、充電基板、電池ケースなどは
10個~5個などまとめて購入した時の単価なのでご注意ください。)
最後に
このセンサーライトは、電波の反射を利用しモノの動きを感知して起動します。
(薄いドアならドア越しでも感知します)
感知距離は、だいたい7m位です。
CDSを取付けていますので、日中は動作せず電池も消耗も少ないです。
(但し、不動作に電池消耗が0になる訳ではありません。完全に0に
する場合は、ボデーを押してスイッチを切ることが必要です。)
また、夜間感知中はライトが点灯しますが
動体がなくなってもライトは3秒ほど点灯します。
消灯後再度動体を感知するのに2秒ほどかかります。
(仕様では初期設定で2秒ですが、実際はもう少し早く感じます)
このセンサーライトは値段が安くて工作も簡単。しかも実用となります。
電子工作に興味の有る方は、トライされてみてはいががでしょうか。
本日も、ご覧頂きありがとうございました。
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