今頃になって
昨年の雑誌STEREO誌の
Mark Audio 6cmユニットが気になり購入してしまいました。
中身はこんなんです。
コーンは6cmと小さいですがマグネットは結構大きい
インピーダンスの測定はしましたが・・・
(インピーダンス特性 2個のユニット比較 個体差がある様子)
そして
T・sパラメータでは、結構メタルとの違いが出ていました。
肝心の音は? ということで
フレームは、メタルの6cmMF4と全く同じ形状なので
以前に作ったジャックダニエルの3L瓶に取り付けて
周波数特性を測定してみました。
機材は、マイクとマイクアンプ、パソコン、パワーアンプです。
一番気になるのが、これまでのメタルと紙(マイカ)の
音の特性の違いです。
下の周波数特性 赤がメタルで 黒が紙(mica)です。
測定用のマイク位置は10cm
これは、部屋の影響をなるべく受けない様にするためです。
両方とも瓶の蓋は付けています。(密閉型になります)
これを見ると一見メタルの方が低域レベルが高い様に見えますが
実際は1.5KHz位まではほぼ同じです。
(レベルが高く見えるのは、紙が17KHz位で鋭いピークが有るため
ここで0の頭がつかえて下のレベルが下がった様に見える)
問題は、黒矢印部分で
高域のピークと2KHz手前で谷が見られることです。
2KHz手前の谷は、インピーダンス特性にも現れていて
どうも分割振動がこの部分で起きているようです。(勝手な判断)
メタルの場合は、出てないんですがね。
但し、この測定は、スピーカーのすぐ前で測定しています。
実際には、最低でも1m以上は離れて聴くことになります。
そこで、測定用マイクの位置を1mにずらして測定してみると
下のグラフの様な特性となりました。
ここで、赤線のグラフが瓶の蓋をした状態(密閉箱)で
黒が蓋を外した状態(バスレフ箱)です。
100Hz以下の特性がやはりマイクが1mズレるとハッキリ出て来ていて
70Hz付近まで再生出来ているようです。
山谷が激しいのは、部屋の定在波と昼間の測定で
小さな雑音を拾った為と思われます。
この測定からすると、リスニングポイントでは、
2KHz近くの谷の
存在もそれほど気になりませんね。
ただ17KHz近くの盛り上がりはハッキリと残ります。
(自分の耳には聞こえないので問題ないですが・・・笑い)
参考のためオーディオ仲間から評価の高かった
8cmのマークオーディオMF519 の特性も再度測定して
みるとこんな感じでした。
測定マイクの位置が10cmだとやはり
バスレフ効果が見られず
密閉箱とほぼ同じ特性です。
しかし、マイク位置を1mとすると、蓋を外したバスレフでは
俄然70Hz付近まで持ち上がる特性となります。
同じ3Lのジャックダニエル瓶を使っているので
ダクトの効果はほぼ同じ様な特性です。
さて、実際に試聴した感じはどうでしょうか。
音量(能率)は、確かに向上しており
8cmのMF519とほぼ同じ様に聞こえます。
ただ、全体に情報量が少なく感じました。
逆にいえば、見にざわりな音が少ないということにもなると思いますが
良くも、悪くもMark Audio の家系の音です。
振動板が軽くなっただけ高域がUpされて居るように思われましたが
聴いた音は、そんな感じは無く
メタルコーンのMF4と同じ傾向に聞こえました。
(耳には全く自信がなく、素人の感想ですので適切な評価ではない
ことをご理解ください。)
しかし、このユニットのもう一つの特徴は、容積の少ない
エンクロージャーでも鳴るということです。
Jack Daniel の3L瓶の下は1.75Lなので
この瓶に入れてみるとどうか?
気になるところです。
次回の製作課題となりました。
本日も御覧頂きありがとうございました。










