橋絡T型アッテネーターを製作について書いています。
前回は、製作に必要なロータロースイッチの改造を行いました。
(改造前) 1967年製 東京光音電波製造のロータリースイッチ 11接点
(改造後) 22接点 回転ストッパー取付 ショートリング取付 
橋絡T型アッテネーター回路では、下の図のようにLchでSW1とSW2が必要です。
抵抗の集合する部分をリングを図のような形作り取り付けます。
実物は、上の写真の様に、1.6mmの銅線でリングを作りました。
今回アッテネーターとしての必要条件として
1. 入出力インピーダンス 10KΩ
2. 減衰量 -60dB (1段目 -20dB 2段目 -40dB 合計で-60dB)
3. -40dBのステップ -2dB刻み (接点数 22接点)
4. 抵抗値の誤差 1%以内で 偏差1dB以下を目指す
を考えています。
橋絡T型アッテネターの抵抗値としては、次の係数(一覧表)を利用させて頂きました。
(減衰量が途中までなので全体を確認されたい方はこちらへ)
この係数表を基に入出力インピダンスを10KΩとして計算させたのが下の表で
(理論値のR1、R2=下の図の赤斜R1とR2に10Kを乗じた値です。)
実際の回路を組立て必要な抵抗は、理論値通りの値が入手出来ないモノも多く
並列接続か直列接続によって作ることになります。
上の表の実際値は並列接続か直列接続により求めています。
そして、その値が理論値との誤差を計算しものです。
誤差1%以下ほぼ0.5%以下に入っています。
しかし、問題は、合成抵抗を作る抵抗値がこの世に存在しているか、入手可能かどうかです。
こんなサイト便利なサイトを見つけました。
入手可能な抵抗で直、並列接続で一番誤差を少なくすることの出来る組み合わせを見つけるサイトです。 こちら
たとえば減衰量 -4dBの時 R1=5649Ω、R2=17097Ωとなりますが
この抵抗値は作らないとありません。
このHPを利用させていただいてR1の抵抗値を入力すると
E24系(よく市販されている系列)で並列接続と直列接続の合成抵抗値で誤差の少ないものがら順に表示してくれて 並列接続では、1056KΩと13KΩの並列の時 誤差が0056%
で直列接続では5.6KΩと56Ωで誤差が0.035%という具合です。
この様に簡単に一番少ない誤差の組み合わせを選ぶことが出来るようになります。
このHPを利用させて頂いて作ったのが上記のインピーダンス10KΩの抵抗表です。
今日は、ちょっと堅い話になりました。
次回に続きます。




