12月になりましたね。
暖かく、過ごしやすい日が暫く続きましたが、やはり師走。
ここ数日で一挙に冬の気候になりました。すでに雪の中での生活の皆さん大変です。
今日のお話しは、前回のブログの続きです。
吸音材を使用せず、内部の定在波を発生させない変形の多角形スピーカーシステムを作りました。
これは、すでに何回かお話しした今年の真空管オーディオフェアに出品されていたスピーカーのコピーです。
(とっても正確な図面が有るわけではないのであくまでも推測の域をでませんが)
まず、図面に付いて
このスピーカーの仕様書のW:H:Dより、側面写真から比率で計算してみました。
本物の板厚は分かりませんが、この大きさから箱の容積が4.7Lとなっていますので9mm程度ではないかと思われます。そして板の材質ですが本物では、フィンランドバーチが使用されていますが、近くで入手出来、値段も安いシナ合板の9mmを使用することにします。
まず、側面図です。
ちょっと小さくて分かりにくいですが、スピーカーユニットを取り付けるバッフル面は、左の図面で「C」の長さ260mmの部分になります。そしてその下の「D」の部分にダクトがあり、「E」の位置が底板になります。
ケーブルを接続する為の端子を取り付けるのが「A」の板です。
一般的な直方体の箱では、バッフル面が正面で上下、左右の板となりますが、今回は少し異なります。
次に、周囲板ですが
良くわかりませんね。(汗・・・)
左から順にA→B→C→D→E→F→Gとなっています。
「D」は、ダクトに使う部分です。
この周囲板は、両脇を溝掘り(なんていうか分かりませんが)して側面板の溝掘りと合わせ埋め込む様にしています。
この板の場合、バッフルの正面から側面の木口が見えるのはきれいではありませんからね。
ということで、側面板を240×350の板から角度を出して切り出していきます。
丸鋸で切り出していきますので、最初は1枚ずつ切っていましたが、出来上がりの差が大きく大変。
そこで、2枚を重ね、一度に切ることでほぼ同じものを作ることが出来ました。
最初は1枚づつ
手間がかかって誤差が大きい 丸鋸の刃の位置合わせが面倒・・・
かんなで誤差の修正が必要
という訳で、一度に2枚切ることが良いという結論に・・・
楽だね。 1回で2枚完了
次に、周囲板の切り出し。
直線の幅は、ホームセンターで切っているので、後は細かく切断していきます。
そして、今回の最大の問題は、角度をどうして切るか。
6枚の板の角度がそれぞれ異なりましすので、丸鋸だけできるのは結構面倒です。
丸鋸は、斜めカットもできますが、細かな53度と言うような目盛りまでは付いていない。
そこで、こんな冶具をつくります。(木工している人なら当たり前か・・・)
必要な角度分だけ、角度調整用の雛型を作ることに。
この角度は、結構正確です。
これを丸鋸に当てて、角度調整をします。
これをやってみると、結構正確に切り出しが可能です。
とりあえずすべての板の入り出しが出来ました。
仮組をしてみると・・・ まだ組み合わせの溝は切ってないが
中々いけてる。 (勝手に思っています) 少し安心。
そして、側面と周囲板に組み合わせの為の溝をルーターで掘ります。
このルーター作業はビットにローラーが付いているので、簡単作業。刃とローラーの位置を正確に出すと4.5mmの溝がきれいに掘れます。
今回その部分がちょっと精度を欠きました。
で、出来あがたモノがこれです。ダクトの部分も切っています。
仮組を再度して、みると
なるほど、この溝を切るやり方だと結構気密性が上がり音響的にも効果が出そうです。
木工用ボンドで張り合わせます。
いつもの直方体のスピーカーなら、クランプでぐいぐい締め込み圧縮しますので、多少の隙間は気にしませんが、今回はクランプが使えませんので、押えに重石として、鉄アレイを使いました。
今回面倒なのは、見えませんがバスレフの部分です。 ちょっと細工が小さいので角度もあり面倒です。
塗装前の完成・・・
今回は、ここまでで次回塗装作業に入ります。















