先週10月7、8日と東京秋葉原の損保会館で開催された第24回真空管オーディオ・ファアへ

行ってきましたのでそのご報告を・・・

 

7日は、台風一過ということもあり、富士山もくっきりと見ることが出来ました。

 

会場に入ると毎年行われている、ファアとほぼ同じ状況が・・・

          パーツ販売の様子         データーゲート展示

  

          山越木工房             アスロト電子/橋本電気

  

          チヨダ工業             Cubic Sp Lab

  

                    ムジカノート             ソリューションラボアール

    

サンバレー/ミュージックバード 大橋慎さんとバイオリニスト渡辺玲子さんの対談

大橋さんと、渡辺さんの対談は、サンバレー製のアンプを聴き比べて、音楽家の耳で真空管アンプの違いをどう感じるのかをお話し頂く対談でした。 とっても楽しく、有意義な時間でした。 最後にバイオリンの名器ガルネリ・デリ・ジェスによる生演奏も聴かせて頂きました。

・・・・撮影が許可されておらず、皆さんにご覧いただけなくて残念です。

 

又、古いタイプのスピーカーも多数、聴くことができました。

 ウエック ファイブ(大型木製ホーン ドライバーの電源回路とアンプが凄い!) 

  

ホーンの外部励磁ドライバー用の電源。 青い光がとってもきれいです。

 

 

 

また、これのドライブするアンプが凄い!!

WE241B  見慣れた845/211の2倍はありそうな大きさです。 やはりヒーターはトリュームタングステンとのこと光が違います。

そして、今ではほとんどお目にかかれない、平面バッフルも・・・

残念ながら、試聴は出来ませんでしたが、こういう手作りのものが聴けるのがこのショーの面白さ。 参考になります。

 

毎年の傾向ですが、真空管アンプも高額なモノが多くなっています。

段々と小市民には手の届かない所に行ってしまう様です。

 MACTONE    ラインアンプ  XX-7000   980,000円

同  KT-120パワーアンプ   MH-120   580,000円

KR Audio    KT88p メインアンプ  VA880    980,000円

Melody  Hi-Fi  Tokyo   プリアンプ WE2688   1,980,000円

アストロ電子  KT88p  AS-KT88VIPⅡ  パワーアンプ  1,480,000円

同  KT88p  パワーアンプ  AS-KT88SGXC  860,000円

同  6550p    パワーアンプ   TO-6550FU    370,000円

国産 300Bを使用した高槻電器工業  300Bシングル パワーアンプ  1,500,000円

さすが、現役の製造メーカー

桐の箱入り。  (左) 整流管 TA-274B  90,000円   (右) 三極管 TA-300B ペア 165,000円

   

 

しかし、もう少し手に入る価格の商品も・・・     もちろん、キット商品ですが

春日無線  300B シングルアンプキット   259,200円

 同  2A3 シングルアンプキット  KA-27SE MK2    98,280円

 

ラジオ技術 2018年10月号掲載 6L6/6L6GC プッシュプルパワーアンプ  限定2台

   140,000円

 

今回のオーディオショーに参加して一番気になった商品。

 

実は、当日色々と録画をしYOU TUBEにアップしたものをご覧いただこうと思ったのですが、YOU TUBEで著作権に引っかかり動画のアップが出来ませんでした。

 

写真だけの説明になりますが・・・

 

チヨダ工業  (もともとは愛知県にあるプレス金型の設計、製作会社のようです)  の 

「木質流動成形」による8cmの竹製コーン(継ぎ目の無い)によるスピーカーです。

下の写真  丸い物がプレスして出来た竹のコーン。  下にあるのが 材料の竹(ほぼ同じ質量)

実際にユニットとして取付られると、こんな感じです。

 

この音が、とても8cmと思われない臨場感とシャキッとした解像度(明瞭さでしょうか) そしてボーカルの自然さ。

とてもスピード感のある新鮮な響きに聞えます。

 

エンクロージャー(箱)は、

9mmのフィンランドパーチで作られ、平行面を減らし内部の定在波を減少させた、形状をしています。

内部は、吸音材を使わず板を貼って定在波の低減を目指したとか。

仕様は、この様になっていました。

周波数帯域は60~25KHzとなっていますが、F特を見ると下は70がピークで後は、だらだら下がり。 上は12Kに谷があり25Kは少し苦しいか。さらに平坦な特性ではなく、けっこう山谷のある特性です。

インピーダンス特性をみると、下にFoの次にも50Hz位の所に小さなピークがあります。これはバスレフの特性です。

また、高域は段々とインピーダンスが上昇していますので、最近のスピーカーにある

(ボイスコイルに流れる電流で発生する歪を防止する)  銅リングを付けていないようです。

 

しかし、特性はどうあれ、試聴した感覚では、とても美しい響きのするスピーカーに聞えました。

残念ならが、ユニットのみは今のところ販売の予定はないそうです。

 

 

 

このスピーカーなら、自分で何とか作れそうです。 材料となるフィンランドパーチを手に入れて追試し出来ればと思います。

 

これで、真空管オーディオ・フェアの報告(その1)は終了です。

 

次回、(その2)として、雑誌Stereoの企画 「バスレフ禁止!  密閉?それともパッシブラジエーター?筆者競作2018」

についてご報告します。