今日は、振替休日で家族も皆ゆっくり。 で朝起きて見ると、外は真っ白に雪化粧。

 

カーポートの上にもしっかり積もっている。

それでも、5cm程度でしょうから、北の地方の方からみれば、なんてことない雪。

 

 

 今日は、”KMQ-60”のリペアにたっぷりと時間を掛けることができました。

 

さて、いよいよ、配線作業ですが、

最初に、ACコードの取付から始めます。 仕様は、既設と同じ1.25sqのコードですが、

少し、外装が厚くなっているようです。 

シャーシには、写真のリング状の端子で押えこんで固定します。

  

 

ペンチで挟んでシャーシに押し込みます。  どうにか入りました。

 

 

 絶縁ブッシングを何とかしなければと言っていた、ネオンランプですが、

とりあえず、今回は、ブッシングはシャーシの裏から取り付けることにして、配線を

します。 リード線を半田付けした後、収縮チューブを被せ絶縁しておきます。

 

配線にする前に、配線する部分により、色分けをします。

これも、JISやEIAで決められたものがありますが、ネットで見て見るとよくまとめられた

記事がありましたのでそれをお借りしました。(「Kiyoちゃんのぶろぐ」を参照)

今回、購入したリード線は7色ありましたので、9色に近いものでやりたいと思います。

(黄緑と紫がありません。)

 

 

まず、電源スイッチ周りから配線し、次に出力管のヒーター配線をすませます。

 

 

と、ここでトラブルが発生。

 

というのも、出力管の50C-A10のソケット(12ピンのタイトソケット)を半田付けしようとしておりましたら、ピンが外れて下に落ちました。

  

 こんな、ソケットって?ありと思いましたが、元の位置には挿入して配線を付けることに

します。

 

 

 

 昔、真空管アンプを製作していた時に、ヒーターの配線は撚った方がハムが少なくなると

言われて、よくやっていました。 今回も、出力管、電圧増幅管ともこの様にしています。

この、撚り合わせることでノイズが打ち消されるというのは、今では商品としてツイストペアーとしてありますので効果が証明されています。

 

 

ヒータ回りの配線が、終わりました。

 

 真空管アンプ製作や、電子工作などリード線の被覆を剥く作業が有る時には

ニッパ―で挟んで被覆を剥いていては、とても時間が掛かります。

そこで、私は、(先輩方も)こんなものを使っています。

 ワイヤーストリッパーです。もう40年以上前に買ったものですが、今でも現役です。

 

さて、

一応、ヒーター廻りの配線が終わりましたので、ここで、配線チェックと動作試験をしておきま

す。

 電源スイッチを入れると、ネオンランプが点灯するか確認した後、ヒーター電圧を

確認します。 AC6.3Vのに対し6.43Vでした。(この時1次側は、97.5V)

 

ここで、一つ疑問が・・・

 

 このラックスキットは、後期型のタイプで電源トランスも『P-1590』が使われています。

前期型の『S-1791』型は、ヒーター巻き線が6.3V 2Aであったのに対しこの後期型の『P-1590』は、6.3V 1Aと半分しかありません。

  確かに、前期型では、MT管が6267と6AQ8なのでそのヒーター電流は0.2Aと0.435A

となり片CHで0.635A、両CHで1.27Aとなります。 

 これで、前期型はヒーター電流は、2Aとしていたのでしょう。

しかし、後期型は真空管が6AQ8から6DT8に変わったためヒータも0.3Aと少し小さくなりました。 片CH0.5A、両CHで1Aとなったため 電源トランスも6.3V 1Aに変更されたんでしょう。

  そこで、気になるのが今回のキットで使用されていた球は、6AQ8でした。

問題はヒーター電流が1Aを超え、1.27A必要となると言うことです。

 

そこで、確認の為、実際に真空管をソケットに差し込んでどれ位の電圧降下を生じるかを

測定してみます。

 全ての真空管を差し込み、電源スイッチを入れます。

 

          出力管の状態 「OK」         6267と6AQ8とも点灯

  

この時のヒーター電圧は、各球とも6.2Vでしたので、0.1Vの差はありますが、OKなのでしょう。

 

 

 

こんな、試験をしましたが、やはり50C-A10のソケットに問題が発生。

このソケットは、球を挿入するのが、非常にきつく壊れると思うぐらい強く押し込まないと

なりませんでした。 

そして、それを外す時、 なんと半田付けしていないピンが引っこ抜けて

真空管の足にくっ付いて取れてしましました。

 

これは、最悪の状態です。

このまま、ピンをソケットに戻して配線してとしても、このキツイ状態での球の抜差しは

非常に困難です。 貴重な真空管を破損することにもなりかねません。

 

 以前、同じキットを修理した折には、ソケットを交換しましたがこんなことはありませんでした。  このソケットも決して安くは無い(1155円・・・安いかも)。

今なら、このソケット周りの配線も進んでいないので取り換えることもそう問題ではない。

 

ソケットを再注文してやりなしましょう。