いよいよ、配線も終わり通電試験。

 

一応は、配線に間違いが無いかチェックはしました。

 

「電源ON」 ・・・・   デジタル電圧・電流計のLEDがチラチラとして すぐに真暗に・・・・・

 

「なんで???」

 

とりあえず、ヒューズホルダーのヒューズを確認します。

この回路では、二次側の消費電力はどう見積もっても30Wしかありません。

 

当初500mAのヒューズ(50W)を付けていましたが、これがプチンと切れています。

  ヒューズの飛び方で回路に大電流が流れたのか、ヒューズの定格一杯で切れたのか、

 瞬間的な突入で切れたのか、ある程度判断出来ます。

 

今回は、どうも最初の突入がオーバーして張り切れた様な感じです。

 

 

 

 その前に、今回の回路 特にデジタル電圧・電流計の回路を含めた電鍵器全体を

 紹介しておきます。

 

 

デジタル電圧・電流計は電圧は、測定回路に並列に、電流測定は、直列に入れて

測定する構造です。(当たり前・・・)   (;^_^A

 

電圧、電流計を駆動する電圧は、外部から4.5V~24V(20mA)を供給する仕様となっています。

 

今回のトランスは0-15V-20V-25V-30Vのタップが出ていますので15Vを本体の直流電源装置に25V-30Vのタップを使って4.5Vを作り電圧・電流径計の電源をすることにしました。

 

 

 

さて、ヒューズが切れましたので今度は、手持ちの関係から1.5Aヒューズに交換。

再度、電源をONします。

 

すると、電圧・電流計のLEDも点灯し調子良さそうです。  が・・・

 

レンジの切替をしようとした時、 「プシュー」と音がして煙が50cmほど立ち上りました。

 

「なんなんだ?? 」  これも経験した事の無い、電界コンデンサーの発煙でした。

 

目の前でこの発煙が、花火の様に上がるとさすがに驚きます。

 

ちょっとこれは、さすがに写真に撮るだけの時間も気持ちもありません。

 

  (写真: 発煙した2700μ10V 安全弁(十字の切れ込み)から勢いよく発煙)

 

 

 

 

「何かまずかったのか?」   不安に思いながら、取りあえず発煙した電解コンデンサー

2700μ10V を外します。

 

「ひょっとして、手持ちのコンデンサーを使ったので10Vというのがまずかったかな」

 

そんな気持ちで、それなら、もっと耐圧のある物に変更すればOKだろうと簡単に考え

次に 1000μ16Vを2個並列にして使用しました。

 

 すると、今回も、1分のしないうちに2個の電解コンの1個から油が

  「ジュー(音はしない?)」 と漏れて来ました。 

 

 

 

「 あれ、電圧は大丈夫なはずなのにどうして?}

 

というのも、配線の関係からコンデンサーに掛かっている電圧を直接測定することが、

出来ませんでした。

 

2度も同じコンデンサーが不良となって、さすがにこのままではコンデンサーを交換する

だけでは、ダメそうです。

 

原因を確認しないと。

 

 

そもそも、電源トランスのあのタップから、あのように電圧が取り出せるのか?

交流的には、トランスのタップ電圧を確認すると問題はないようだが・・・

ダイオードで整流した後の直流となるとアースの状態が問題となるのでは?

 

そこで、秋月電子のHPで再度確認すると、この電圧・電流計の接続について

補助説明なるものがありました。

 

 

これをみると、やはり内部で接続されている事が原因のようです。

(商品の箱にも、注意書きがされていましたが、別電源だからと思って注意しませんでした)

 

 

この説明を読むと、被測定設備からメーター電源を供給する場合という

例が出ていました。

 

そもそも、電源回路があるのになぜ5V電源にこだわったのか。

 

1.2Vという低い電圧の時には、使えないのでは?という思いの為です。

 

しかし、安定化電源内部の整流後は、20V以上が常に出ている状態ですよね。

 

そこで、こんな回路を思いつきました。

 

 

ブロック型のダイードの後の電解コンデンサーの位置からメーターの電源を

取っています。  しかし、電圧が23.5Vとこのメーターの最大値に近いので

トランスのタップを100Vから110Vに変更して21.5Vに下げた状態で使用することにしました。

 

(この時、黒の-電源は使いません)

 

      (写真:放熱板の左にあったメーター電源用の5V整流回路を取去りました。)

 

そうすると、何の問題もなく、電圧、電流計が動作。

 

 ちなみなに レンジ切替スイッチは

     スイッチ    計算値        実測値

      1.     1.5V  ~ 7.5V    1.3V ~ 7.5V

      2.     1.87V ~ 8.12V    1.8V ~ 8V

      3.     5.87V ~ 12.1V   5.9V ~ 12.2V

 

電流値の最大値は、測定していませんが500mA程度ではないでしょうか

夏場は、ヒートシンクの温度が上がるのでそこまで取れないかも分かりません。

 

 

これに、上フタを被せると完成です。