本当に、久々にオーディオの話になります。
先回までのお話し。
「Vifa の9cmフルレンジTG9FD-10-04を持っているが、製造時期によってかなり特性が違う(外観からの判断が難しい)のでどちらの特性を使って箱を作ったらよいか? 」
という問題でした。
それで、このユニットのインピーダンスを測定してみました。
測定する方法は、ずいぶん以前にもこのグログにUPしていましたが、簡単なオームの法則でやっています。
測定の原理を簡単に説明した図です。 興味のある方は、参考にしてください。
これで、破線の中の実験回路を板の上に組み立てて測定します。
下の写真右下の部分です。
以前は、周波数カウンターが無かったんですが。
友人からいただきました。 感謝!!
周波数発振器(オーディオゼネレーター)は40年も前のリーダーのLAG-120とう機種ですが
驚くことに、カウンターで測定すると、しっかり目盛の周波数は出ています。
(40年も前ですから、アナログで大雑把な目盛に合わせるだけですならすぐに数ヘルツの誤差が出ますが、もし、キッチリとその周波数をだしたければカウンターをみながら微調整すれば可能です。)
本来は、被測定ユニットは大きな密閉箱か、平面バッフルに取り付けて測定するのが正式ですが
今回、このユニットの大雑把な特性が分かればいいということで、自由空間?としました。
測定方法は、周波数を少しずつ変えて、その時のアンプの出力電圧とユニットの電圧を
測定して、計算。 その後、両対数グラフのシートにプロットするというやり方です。
手間がかかるのである程度時間に余裕のある時でないと出来ないです。
そんなことで、測定したのが下のグラフです。
これを見ると、このユニットはインピーダンス変化が非常に少ないです。
20~20KHzの範囲でインピーダンスが10Ω以下の変化しかしたいません。
(ドライブするアンプはずいぶん楽でしょうね。)
f0は115Hz付近、その時のインピーダンスは約9Ωです。
さて、この特性と合致するのは?
合致するのは下の特性です。
こらからすると、私の持っているのは、
2009年以降のVifaからPeerlessに変わった後の個体のようです。
ちなみに、2006年の物の特性は
下のグラフの様になっていてf0が90Hz、その時のインピーダンスが16Ωを超えています。
この特性は、SCAN SPEAKのユニットにそっくりでしたので
こちらのユニットであることを期待していたのですが、残念でした。
これから、この2009年以降のT/Sパラメーターを使って箱を作っていきます。
小さくて見にくいですが拡大してみてください。
T/Sが見えるとおもいます。






