さて、師走の慌ただしい中ですが、ゆっくりと音楽を聴いて楽しみましょう。
先日、完成した、雑誌「Stereo」の付録(本がおまけかも?) ScanSpeakの5cmフルレンジ
5F/8422T03 をじっくり試聴しましたのでその結果をご報告します。
ことで、75度傾斜させています。
箱の容量は、約1リットル
ポートの共振周波数はおよそ90Hz
定格入力が5Wですから余り無理は
出来ません。
今回は、この5cmフルレンジと同じ手持ちのScanSpeakのユニット同士の比較をしてみました。
こちらは、(下の写真) 左の5cmユニットより1年前に発売された同じく雑誌
「Stereo」の付録ScanSprak の10cmフルレンジ 10F842203 です。
箱は、6リットルの容量です。 価格は5cmとほぼ同じ 構成は、ペーパーコーンとフェライトマグネット
(箱は、簡易バスレフ ポート80Hzほど)
続いて、 こちら(下の写真)は、
同じくScanspeak の市販品の10cmフルレンジ 10F4424G00
ファイバーグラスコーンとネオジュムマグネットで構成されたユニットです。
価格は5cmのおよそ10倍位。
(箱は、6.5Lバスレフ。 ダクト共振は75Hzほど)
さて、この3つのユニットを、次の3つのCDで聴き比べました。
まず、私のこのジャンルは初めてなんですが
60年代、70年代に活躍された歌謡曲、演歌です。
残念ながら2003年に68歳で亡くなられました。
生前というか60年代私は、テレビで何回か聞いて
いたはずですが、改めCDで歌を聴いてみると
非常に低音の魅力の歌声で、しかもしっかりと
芯のある歌い方をされています。
そして、曲の内容も、当時の日本の社会を歌った 歌もあり、やはり演歌なんでしょう。
歌もうまいですね。
続いて、
ヒラリー・ハーンのバッハ 「シャコンヌ」
これは、この美人バイオリニストが18歳で
デビューした時のデビューアルバムで
バッハ:無伴奏バイオリンの為のソナタ第三番
彼女のバイオリンの弦の響を堪能できる1枚です。
最後は、LINN RECORDS の
「THE SUPER AUDIO SURROUND COLLECTION VOLUME 2」
これは、ハッキリいって音楽を楽しむ為のものでは
なくて、オーディオマニアが自分のシステムを
チェックする為のCDでしょう。
音の広がりや、音域、定位などが曲を聴きながら
確認できるものです。
私は、アマゾンのカスタマーレビューを読んで つい購入してしまいました。
でも、聴いていて楽しい曲、高音質な曲が収録されています。
それでは、聴いた感想を
1. Stereo 付録 5cm 5F/8422T03
バーブ佐竹 彼のボーカルが左右スピーカーの全体に広がる感じ
(まとまらない。)
歌声の輪郭が甘くなるようだ。
楽器が個別に歌わない
全体的にレンジの狭さを感じる。
聴いていて楽しくない(寂しい感じがする)
ヒラリー・ハーン バイオリンの弦の響はそれなりに聞えるが全体に音の
広がりが少なく 音が中央に集まる感じ
弦のこすれる余韻がない。
LINN RECORDS 10cmと同じ程度の音圧にすると結構うるさく騒々しい感じ
でも、トランペットの音はそれらしく聞こえた。
2. Stereo 付録 10cm 10F/842203
バーブ佐竹 音の広がりは、5cmに比べると格段に良い、。
楽しい音になっている。
しかし、よーく聴くと
子音(さがしにとか つつまれてとか つらいとか)
の頭の部分が強調され耳に残る感じがする。
ヒラリー・ハーン 5cmより弦の響が格段によい。艶が感じられる。
LINN RECORDS 各曲共に、楽器の存在が良くわかる。
全体の解像度が良く聞いていても楽しくなる。
このCDを聴くとこのユニットがとても雑誌の付録とは思えない。
3. SCANSPEAK 商品版 10cm 10F/4424G00
バーブ佐竹 ボーカルの声の響が一段といい。
各楽器の存在感がある。 分解能はすごい。
気持ち良い残響感があり、聴いていて楽しい。
ヒラリー・ハーン 一つの弦の擦れが、虹色に広がる感じ。
たたみかけるバイオリンの奏法が、心地よい緊張感を作り出
す。
全体に音楽を楽しむことが出来る。
LINN RECORDS 楽器がキラキラときらめく。
収録されてた音楽を聴くのが楽しい。
低域も響き心地よい。
比較しながら聴き比べると、こんな感想になります。
感想では、5cmユニットは散々な内容に見えるが、あの大きさで、10cmと同列に比較するのが
無理というもの。
今回分かったことは、やはり音圧レベルが80dBしか無い為、結構アンプからパワーを入れてやる必要があるが、ある程度音の大きさで鳴らした方が音としては、良くなる。
机上でPCと同じ位置に置いて小音量で鳴らしても良さは出ないようだ。
ニアフィールドといえども1m程度離して、有る程度パワーを入れそれなりの音を出して聞いた方が格段に良さを発揮する。
10cmの箱の1/6の大きさ 価格でも 1/10 であるからこれは、これで楽しめる内容。
比較した、ScanSpeak の10cm製品版の出来が、あまりにも良いせいもたぶんにありますね。





