タモの集成材を使ってコーラルの古き名器 10TX-70 用のエンクロージャーを作っています。


実は、7月から取り掛かってすでに2ヶ月が過ぎました。



遅れているのは、8月は、雨が多く外での作業が出来なかったためですが


1ケ月も放っておいたので


少し製作意欲が失われ、作業が出来る日和となっても、腰が上がりません。




そんな中で、少し作業を開始しました。



 今回のタモの集成材は厚さが25mmあります。


 購入する時に、いつも裁断をお願いしている店員さんから、「タモは、うちのパネルソーでは切れない。」  「素人が切るとケガをする。」 と言われ、ビビッていました。



 そこで、大きな裁断は、私の師匠の知り合いの木工所で機械をお借りして、裁断しました。

 (そこでも、基本パネルソーでしたが・・・)



 大まかな、裁断は、出来たもののホゾを掘ったり、ダクトに使う隙間用の小片の加工とか

 結構、面倒な状態でした。



   
10TX-50
     今回 使うユニット

     コーラル  「 10TX-70 」  1970年代製


     25cm 3Way (ミッドは機械式:Wコーン)



     いつものキーボードが小さく見えます。





さて、木工作業ですが、



きり
  先日トリマーで開けた、バッフル板に ユニットを

  乗せ、ビスの穴位置をキリで印をつけます。



  今回使用するビスは5mmです。


  結構このビスがずれやすいので慎重にやります。





ドリル
   キリで穴位置を決めたら 次は、



   中心を狙って8mmの木工用ドリルで鬼目ナット

   用の下穴を開けます。


   ドリルでの穴開けも、木が堅いからと言って

   特別問題はなさそうです。

   (実際はものすごく熱を持っています。)




鬼目
   鬼目ナットを六角レンチを使って締め込みます。


   5mmの鬼目に対して下穴は今回8mm


   いつも使う、パインの集成材は7.2mmですが、

   端材で確認すると、7.2mmでは、とても締め込め

   ません。


   8mmでも羽がうまく板に食い込んでいくので

   問題はありません。




完了
   完了です。



   5mmでも小さく見えます。










ダボ穴加工
   それがすんだら、今度は、ダボ穴加工です。



   バッフル板とダクト用の側板をダボで固定する

   為の穴です。


   先にバッフルの方にダボ穴を開けておき

   当るダクト側板にダボマーカーで印をいれて


   ドリルで穴を開けます。





ダクト用隙間板1
   それが済むと、ホゾ穴を掘った側板に

   ダクトの隙間用の板を取付ます。



   (今回はあくまで仮固定です。

    全体の納まりを見ないといけません。

    必ず不具合箇所がで出来てうまく行かなくなり

    ますがら )







ダクト用隙間板2















ビス固定
    3mm×40mmのタッピングビスを使って

    止めていきます。


    下穴は、3mmのテーパー状になった

    下穴専用の刃を使って開けています。





   

ところが、これが、堅い木の特徴の一つなんでしょうね。


3mmのビスで3mmのテーパー状の下穴では、締め込みは出来ますが、しばらく時間が経つと

(10分位か?)電動ドリルで逆回転させても頭がつぶれるか、ビスが折れるか、とにかく

抜けません。



締めこんだビスは、すぐなら抜けますが、 その時ビスは手で持てないくらい熱くなっています。

しかし、時間が経つとその熱で木が締まるんでしょうね。 一度ねじ込んだビスが抜けない。


納まり具合を見る為に、仮固定というのが出来ません。 ビスが抜けないんですから。


今回使用したのは、径が3mmで、長さが40mm 材質はクロームメッキした鉄。ネジの構造は

頭からすぐネジの切ってあるタッピングタイプでした。



堅い木の加工の勉強になります。

ビスで止めるには、十分な下穴を開ける必要があるということですね。 大きすぎても駄目ですが。




さて、今回の箱は、こんな格好をしています。

(側板が取り付けられていない状態。今見えている側板と未取り付けの側板とでダクトを

 構成する様にしています。)



仮組立