今日は、接着剤の話です。


先日、大きなDIY店で、『 Titebond 見つけました。


アメリカでは良く知られた木工作業用の接着剤です。


私が現在、スピーカーの木工製作に使うのは、一般的に販売されている『木工用ボンド』ですがこれは、コニシ株式会社の製品です。

 

固まるまでに、2~3時間。完全固定は12時間ほど掛かります。


面倒なのは、はみ出した後のヤスリガケと塗装の色が乗らないということでしょうか。


この接着剤の違いを見てみます。




タイトボンド
     右 木工用ボンド  500g


     左 タイトボンド   473mL


    金額的にはタイトボンドが200円ほど割高

    でしょうか。






まず、出してみると



       これがいつも使っている 木工用ボンド です。 適度な粘度で必要量が取り出せま

      す。

       接着剤の形式は、酢酸ビニール樹脂系エマルジョン形となっています。

       現在の色は白ですが、乾燥すると透明になります。


木工用


  続いて、 タイトボンド。  キャップを取って塗りかけると いきなり飛び出してきました。

  それで、溢れてしまいました。

        形式は 脂肪族樹脂系エマルジョン形  少し見えにくいですが色は茶色系です。

        乾燥したら、琥珀色(飴色)になります。


タイト



初めて、使うのでどんなものか分かりませんでしたが、ずいぶん柔らかくというか水っぽい感じです。

そして、容器の取り出し口が中の仕切りで2つに分かれており、(上の写真参考)一度の二つの出口から、出てきます。

(二か所から出るので面倒)

   
7秒後
     それでは、MDF材の試験材で接着力を

     調べてみましょう。


     タイトボンドは作業時間(オンタイム):5分

     となっています。


     今は、取りあえず、7秒ほどで試験材を乗せ

     上から押さえつけました。



 やはり、タイトボンドは水分が多いせいか、勢いよくはみ出します。

 その点、木工用ボンドは粘りがあり、垂れることはありません。



 垂直面に塗ると、垂れてしまいますので注意が必要でしょう。


 それと、作業時間がこの「ORIGINAL(オリジナル)」タイプでは、5分と短いので広い面や、細かい作業で手間どる作業は、きびしいようです。




拭き取り
    余分にはみ出た部分は、木工用ボンドと同じく

    水を含ませた布で拭きとることが出来ます。



    そういう意味で、エマルジョン形なんですね。

    (水分を含んで乳化させてある)









5分後     さて、5分経過しました。


    



    接着の状態はどんなでしょう。








タイトの時
     タイトボンド   簡単に剥がれます。



     そうですよね。



     作業時間が5分ですから・・・






ボンドの時
  

     木工用ボンド  こちらも同様です。




     こちらの場合は、作業時間はかかれておらず

     「すぐに張り合わせる」と指示されています。







1時間後     1時間経過すると



    タイトボンドはこんな感じになり









タイト
    思いっきりよじっても、外れません。










かたや、木工ボンドは・・・


木工ボンド

     こんな感じで剥がれました。


   






更に、4時間が経過すると



4時間後
     タイトボンドは、はみ出した部分も

     ほとんど乾き、固くなってきています。




     木工ボンドも剥がれません。

     はみ出した部分は爪で押すと柔らかい状態です。






タイト
     はみ出した部分をサンドペーパーをかけてみ

    ます。


     

     タイトボンドは、やはり堅いのではみ出た部分

     が削られていきます。






木工ボンド      木工用ボンドも、削ることは、出来ますが

     柔らかいので、簡単ではありません。











  こんなふうな違いがありますが、最初の塗りやすさからすれば、木工用ボンドのほうが作業性

  がよいと思います。



  しかし、乾燥の速さではタイトボンドですが、木工用ボンドにも、速乾用があり、普通の物より

  半分の速させ乾燥します。



 あと、結合力の強さと、後作業の楽さですが、そちらの点では、タイトボンドが上になります。



 いちど、エンクロージャーを製作して見えて全体を見たいと思います。