先日から中国製 300Bシングルアンプの整流管のショートの問題を考えています。



回路図


先回、C1、C2を100μから50μの容量を半分にしてみました。

しかし、症状は同じで、整流管 5Z-3P が電源ON後、直ちに火花を飛ばしました。

フューズ(2.5A)が一瞬で溶断。


整流管の5Z-3Pを交換した当初は、C1、C2とも100μでフューズも2.5Aで電源ONで火花を飛ばしながらもしばらく使用できていました。



2日ほど使用した時点で、電源投入すぐ火花と共にフューズが溶断。



ここで、今回は、元々、5Z-3Pという直熱型の整流管ですがデーターによると平滑回路のC1は

4μで計測しているようです。




これでは、50μに落としてもだめでしょう。  




(しかし、元の製品にはC1は47μ450V、C2は82μ450Vの縦型基盤付けコンデンサーが

 付いていました。)



元回路
     右の写真が、元々の回路。


     で左下の電源トランスの

     すぐ右のプリント基盤にある大きめの

     電解コンデンサーがC1、C2です。




     こんな、チープなコンデンサーではと

     考えて交換したのが





一回目改造

     右写真の上の電源トランスの下

     黒くて見分けにくいですが


      上の大きいのが100μ×2 500V

      下の小さめのが50μ×2  500V


     両方ともメーカーは J、Jです。




 それを、今回は、C1の突入電流を減らす為に22μにしてみます。



 それが、これです。



最終改造3
 今の位置では、スペースがないので


 出力トランスの下の空きスペースを利用しました。



 ここに、三段目、四段目のコンデンサーを移動

 させます。




 


最終改造4

     前のコンデンサー位置を変更して

    22μを取り付けしています。









  こんな感じです。


最終改造


ところが、この改造後、早速電源を入れてみると、やはり整流管のヒーターから火花が

飛びます。  そしてヒューズが・・・(残念ながら予備ヒューズは2Aしかないのですぐに溶断)



  よってアンプは使用出来ないままの状態です。



次は、ロシア製の直熱型整流管にでも変えてみますか。

何かヒーターの釣り方が違うようなので、効果があるかも・・・・




 PS: この改造をしながら再度製品を見てみると、一般的に+B回路は赤、アースは黒のリード線

     が使用してあります。


     しかし、所々、B回路に黒のリード線が ・・・  配線を追っても間違いではないので

     (2年間は調子よくなっていましたから 火花以外はね。)


     単に赤色が無かったから黒色でということなんでしょう。



     動作すれば、良い。という合理的???な考え方なのでしょうか。



     製造時に回路による色分けは、しっかりと指示されていると思いますが。

     検査も十分ではないんでしょうね。



    品質のことは今に始まった事ではないですね。


    買った人の責任で何とかすることです。 できなければ買わないこと。