FPSという会社の平面スピーカー ”FPS-200”を手に入れました。
今までのスピーカーユニットとは、全く違う考え方で作られていますが、さて
中身はどうなっているんでしょう。
幅10cm、高さ25cm、板の厚さ15mm位の
マホガニーの板にスピーカーのユニットが
取り付けられています。
反対側から見ると
厚さは10mm程度ですがら
違いは一目瞭然。
このユニットは一般的な円錐型のコーンを磁石で
ドライブするのと構造が違います。
さて、内部のユニットは?
見ると、
液晶バネルのような構造をしていいます。
緑色に見えているのは、高分子振動板です。
フレキシブルプリント基板にコイルがたくさん
プリントされている感じです。
その周りにウレタンスポンジのエッジが
付いています。
反対側は、リード線が接続されています。
ユニットの内部構造を見ることはできません
が、製造しているF・P・S(エフ・ピー・エス)社の
HPを見ると、このマルチセル型(1cm角のコイル)
の中心に24個の小さなネオジュウム磁石があり
をれでドライブしているようです。
そこで、いつもの周波数特性と、インピーダンス特性を測定します。
まず、周波数特性ですが
黒がLch、赤がRchのとなっています。
こんな板に取り付けてありますから、下の帯域が出ないのは当然ですが
普段使っている10cmクラスのユニットとあまり違いはありません。
コーン型の10cmクラスも平面バッフルに取付て測定すると低域はこんなようなもんです、。
しかし、インピーダンス特性はまるで違いました。
いつもの、低域のピーク(山)がありません。 高域もほとんど上昇していません。
(一応Rch ピーク値は170Hz 付近で 7Ω弱。 それ以外は6Ω付近の値です。)
(一応Lch ピーク値150Hz 8Ω弱。 こちらもそれ以外は、ほぼ6Ωの値に近い)
こんなところですが、このスピーカーの公称インピーダンスは8Ωです。
アンプから見れば、周波数に依存しないほぼ一定のインピーダンスを持つスピーカー
となり、理想の状態なんでしょうか。
実際に音を聴くと、当然低域がでませんから、甲高い音に聞こえますが
女性ボーカルや、ギターの弦の音は、かなりリアルに響きます。
というか、これしか出ないと言ったほうがよいかも。
夜間、ニアフィールドで4時間ほど聞きましたが、耳について嫌になる音ではありません。
その帯域は強調されますが、よく響く(通る)音です。
もう一つの問題は、音圧レベルが低い。
定格は不明ですが、80台前半かも・・・
但し、この方式は、現在市販品では、ほとんど販売されていません。
2000年頃、PC用のスピーカーとして、販売されたようですが、その目的では結構
値段が高く、売れずに、秋葉でディスカウントされたようです。
何か、勿体ないような気がしますが、
現在は、公共施設ほ音響設備に平面波の特徴を活かして、用いらているようです。








