一昨日、いつものオーディオ好きの仲間3人と、その中の一人の先輩にあたる方のお宅を
訪問することになりました。
その方は、色々と多彩な趣味をお持ちですが、真空管アンプをすでに30台近く製作されています。
訪問した折の写真を一部を紹介します。
製作されていたのは、
いわゆる直熱型の三極管でその時代には送信管として使われていた球でした。
↓300Bプッシュプルステレオアンプ
真空管アンプ好きなら、知らない人は、いないほど有名な球です。
WE(ウエスタンエレクトリック)製の球なら目玉の飛び出る価格の付く球です。
↓ 211シングルステレオアンプ
これは、トリタン(トリエーテッドタングステン)フィラメント
使用した馬鹿でかい真空管です。
そばの、MT管(ミニチュア管)がおもちゃのようです。
プレート電圧も1000V近くあり非常に迫力のある音がします。
↓ 811Aシングルステレオアンプ
先出の300Bによく似た球ですが、よく見ると頭の部分にキャップが被さっています。
これは、プレート部分で、端子が根元のソケットにあるのではなくこの部分から
写真の赤いリード線で高い電圧をかけて使用しjます。 (感電に注意が必要)
カソード(陰極)という部分を熱して電子を放出し、
それをグリットという部品で制御、調整し、
プレート(陽極)で受けることを利用する仕組みです。
(写真 真ん中のグレー色の部分がプレート)
この時カソードを暖め電子を出させるタイプが
傍熱型といい、ヒーターでカソードを加熱させ
電子を放出させます。
→の211という球はこの仕組みが少し違い
陰極にカソードを使用せす、ヒーターの部分から
電子を出します。 この部分をフィラメントといいます。
この形式をを直熱型といいます。
真空管は部屋の照明を消してアンプを見れば
明かりがついてほのぼのとした感じがりますが、
ヒーターが点灯する球は、ほんのりと光るだけで
あまり明るくは光りません。
しかし、フィラメントを使うタイプの三極管で
トリタン(トリエーテッドタングステン)フィラメント
を使った球は輝くばかりに光を明るく放ちます。
写真の211と811Aもそのタイプです。
このアンプを製作された方は、シャーシ(アルミ2mm)も自分で加工し、塗装、サイドパネル
も自作し、回路もご自分で設計されておられます。 脱帽・・・
真空管アンプ好きによく知られた方に 佐久間 駿さん(直熱管アンプの世界等著書多数)
がおられますが、佐久間さんにも会いに行きアンプ談義をされたとか。
又、1976年函館にロシアのミグ戦闘機で亡命したパイロットがいました。
そのミグ戦闘機に使用されていた球6C33Cを使用したアンプも製作しておられました。
ただ発熱がすごく、冬場でもそばでファンを回さないとシャーシが熱くなりすぎる
そうです。
すべてのアンプをここでは紹介できませんが、興味のある話も多彩で非常に勉強になりました。
素晴らしいアンプや、楽しいお話であっという間に時間が過ぎ、オーディオの楽しみも又一つ
深く味わったひと時でした。
感謝です。!!



