IHクッキングヒーターで漏電ブレーカーが 「落ち」 て停電になりましたが

その原因はグリルでした。

 

では、グリルの何に問題があったんでしょうか。

 

  

    これが、交換した不良品です。

不良品

 

 

 さらに、この上にカバーを取ると 内部はこんな具合です。

 

内部


 構造は、いたって簡単で中は、ヒーター本体とヒーターに電圧を加える端子部分及び

 ヒーターを支える金具の部分です。(ヒーターは空中に浮いている状態)

 


    下の写真は、ヒーターの端子部分がケースに取付られていす部分の拡大です。

端子部

 

  端子の付け根も真っ黒に汚れています。


 

  これでは、下の写真の様に

  ヒーター部分がすでに汚れてケースに接触している状態にみえます。

端子部


 

  
     下の、写真は、ヒーターを吊っている金具です。

     上にあるのが上側のヒーター、下にあるのが下側のヒーターです。

吊り部


     これをみても、そもそも、ヒーター部分は金具でケースと接触しいる構造です。

   

     ですから、下のヒーター部の支えの金具部分で汚れがあっても大丈夫なんでしょうかね?

 


端子部
     又、電圧を印加する端子は

     右の写真の構造になっています。



 

     これからすると、加えれれた電圧

     100V or  200V は、セラミックの様な

     ものに充填された金属の筒内に接続されて

     います。


 

    













 

   ちなみに、このヒーター金属部分とケース間の抵抗を(絶縁抵抗計がないので一般の

   テスターで)測定してみますと  

抵抗値


  一般的には、高い抵抗値を示すが、あるところでは途端に低い値となる場所が

  有ります。   

 

抵抗値

 

 {検討}

 

 1.)ヒーターの金属部分が絶縁塗装されているとすると

   使用している間に、魚や様々な油が垂れてサビで絶縁抵抗が低下、電圧のかかった

   ヒーター部とケースの間に物が接触すると電流(漏電電流)が流れ、漏電ブレーカーが

   動作する。


 

 2).ヒーターは、セラミックで絶縁されているとすると

   ヒーターの外側の金属部分は最初からケースに接触しているのであるからヒーターの

   金属部分に通常は電圧が掛かる状態ではない。ケースの電位

 

   しかし、金属部分に入っているセラミックが温度変化や、酸に侵されて割れてヒーターが

   露出、し絶縁抵抗が下がったとすれば、そこに水分が当たることによって抵抗値が下がり

   漏電電流が流れて、ブレーカーの動作となる。


 

 {結論}

    ヒーターの金属部分は、通常に汚れてサビが出る状態であり 1)の様に考えるのは

    一度漏電してしまえば、その後もモノが接触しなくても漏電する可能性がある。

 

    私の勝手な結論から言えば、

    構造のわかる専門家がみれば、簡単なことでしょうが、2)のセラミックの部分の絶縁が

    低下したというのが結論ではないでしょうか。


 

  メーカーは、この下側のヒーター部分の構造を改善した商品をすでに出しているらしいが

  7、8年するとこのような障害が発生するのは非常に困ります。

 

  特に、パソコンなどの電子機器を使っっている状態でUPSなどのバックアップがない

  一般家庭では別な障害を引き起こすことになりますから。

 

  交換する部品は、対策済み物を使ってほしいものです。