B80のエンクロージャーの製作もいよいよ大詰めです。
出来上がったスピーカーを色々なジャンルのCDを掛け聴きます。
箱を作ってユニットを入れ、音を出しますが、確かにしばらくすると音が変わるように感じます。
人の五感が今までとは、違う音に集中して、聴くことにより、慣れ(鳴れ)が発生するんでしょうか。
私は、どうも人間の生理的な物が要因の様に思いますが・・・・・
試聴にしたCDの一部です。
ちあきなおみ 全曲集
鮮度が良いのが分かります。
新鮮に聞こえます。
分解能(解像度)が良く、楽器の輪郭がはっきり
しています。 定位も良いです。
この曲を聴くと ”ちあきなおみ” の歌唱力のすごさ
がわります。彼女の唄に込めた情熱というか
情念みたいなものが伝わる・・・・・・
そんな感じの音です。
Norah Jones (ノラ・ジョーンズ)
「feele like home」
ジャズ歌手であるが、カントリーミュージックの雰囲気が
好きな歌い手です。
何となく、けだるい様な、彼女の歌声が良く響きます。
このCDを聴いてもボーカルが一番前に出るので良いで
す。
何回となく聴いていますが、又新しい音を発見しながら
で最後まで楽しむことが出来ました。
次は、ジャケットを見ると、又女性歌手か?と思ってしまいますが、違います。
Jane Glover (ジェーン・グローバー)
モーツァルト 交響曲 第37番、40番、41番「Jupiter」
ロンドン モーツァルト プレイヤー
彼女は、ロンドン モーツァルト プレイヤー
(室内オーケストラ)を率いる指揮者です。
モーツァルトの交響曲の演奏録音の名盤といったら
カール・ベーム指揮ベルリンフィルか
ブルーノ・ワルター指揮ウイーンンフィルあたりでしょ
うが、このグローバー指揮のロンドン・M・Pも中々
素晴らしいと思います。
(批評出来るだけの知識はありませんが・・・)
この交響曲を聴くと、やはり10cmの音量感を感じます。 楽器のニュアンスは伝わります。
音楽として楽しむ為には、もう少し低域がほしいですね。
Autumn Leaves
ベースから入るこのCDを聴くとこんなもんかなァって
思います。 慣れれば、別にこれでもいいかも。
トランペットや、シンバルはメリハリの利いた音です。
ボーカルのジャシャンタのボーカールが少しさ行が
きつく聞こえます。
しかし、ボーカルの音は非常に好感のもてる音です。
こんな、感じで2日間ほど聴きましたが、総評するとすれば、このユニットは非常に音楽性豊かで
聞いていて飽きない音を出します。 中高音は特筆に値する(勝手な思い込み?)
今のバスレフのエンクロージャーでは70Hzのダクト共振で持ち上げを測りましたが、ごれでも
まだ、足りない感じです。 もう少しでも上げればもっと良くなる・・・・・・・
そこで、こんなものを考えてみました。
BCS回路を追加する。
BCSとは、Baffle Step Correction=バッフルステップ補正
アメリカや、ヨーロッパの自作派のエンクロージャの説明によく出てきます。
原理は良くわからないのですが、小型スピーカー特有の回析現象による中低域のレスポンス低下
を補償する回路らしいです。
回路は、非常に簡単で、これを見ると単純にハイを減衰させる回路を挿入することと思えますが
出来そうです。
抵抗とコイルのみですから。
パーツは ・10Wのセメント抵抗 3.9Ω
・0.45mHのコイル
・蛇の目基盤
こんな感じです。
これを早速、スピーカーに取り付けて周波数特性を測定してみます。
すると、500Hz以下の帯域で約4~5dB程度のUP(実際は、中高域が落ちている・・・)している
のが分かります。
下のグラフで赤が元の周波数特性、黒がBSC回路を付けたもの。
これだと低域のUPとして感じることができます。
箱に収めます。
端子には、基盤取付用の支柱がありますので
それを利用します。
先ほど作ったBSC回路を取り付けます。
そして、箱の中に収めてスピーカー端子を取り付けます。
そして、下のグラフが最終的な BSC回路を取り付けた後のB80スピーカー(バスレフ7L)の
周波数特性です。
すこーし低域で差が(2dB)程度出ていますが、許容範囲でしょう。
これで、低域もかなり改善され、聴きやすくなりました。











