前回製作した、
インピーダンス測定治具をつかって実際のスピーカーのインピーダンスを測定してみましょう。
被測定スピーカーは前回ユニットの測定をした「Fostex のFF105WK」を入れた、6.5リットルの標準バスレフです。 下の写真左
各機器の品名、型番です。
OSC : リーダー LAG120
ACボルトメーター: ナショナル VP-9631A
アンプ : S.M.S.L SA-50
実際に測定する場合、 アンプの出力を規定する必要があります。
前回の Zsp を求める式
Zsp= Esp/(E-Esp)・R
Esp: スピーカーに加わる電圧 E:アンプの出力(抵抗とスピーカーに加わる電圧)
R:8.2Ω
この式のEの値を100mVとします。
100mVのアンプ出力でも測定の為に耳元で聴くと結構うるさいのでこの程度の値を選んでいます。
冶具のスイッチをE側にして(上の回路では1の位置)
で測定します。
E:100mVとなる様にアンプのボリュウムを調整しま
す。
AC電圧計を読みます。
写真では、Espは約51mVです。
この作業を10Hz~20KHzまでグラフが描けるように周波数を選びながら読んでいきます。
測定でEとEspをZspを求める式に代入して、Zspを求めます。
各、周波数のZspを計算して、グラフに書いたのが下のグラフです。
この特性はバスレフの特徴を表していますが、これが正しいのかどうか、わかりません。
そこで、箱を製作した時に使った設計データー示します。
白が周波数特性、赤がインピーダンス特性を示していますが
写真の映りが悪くて、赤が見えません。 ごめんなさい。
この箱の実際の周波数特性は、
こんな感じです。
1kHz以下特に200Hz以下の特性はそこそこ合っているように見えます。
一応ダクトの共振周波数を70Hzで設計しています。
設計時のインピーダンスは、低域の二つの山はほぼ同じ高さで50Hzと110Hz付近にピークがあります。
実際の測定値では、50Hzと110Hzの周波数はほぼ合っていますが、山の高さは50Hzが低くて110Hzが倍位の値になっています。
次は、ユニットだけのインピーダンスを測定してみたいと思います。
これなら、メーカーの公表値がありますから比較しやすいと思います。
但し、測定するのに背圧が影響しないように平面バッフルに取り付けて測定します。






