今日もまた、ご覧い頂きありがとうございます。
山本高樹さんの
昭和幻風景・ジオラマ展を見てきました。
山本高樹さんは、1964年千葉に生まれ、2001年より、ジオラマの製作をされています。
昨年のNHKの朝ドラの「梅ちゃん先生」のオープニングタイトルでいつも見ておられた方も多くおられると思います。
テレビで見慣れたシーンですが、このジオラマは、
W:2000×H:500×D:140(mm)で出来ています。
このスペースの中に多くの街並みの中に色々郷愁漂う
雰囲気が醸し出されています。
(ジオラマ展のパンフレットより)
(ジオラマ展のパンフレットより)
山本高樹さんは、2001年より、こうしたジオラマを製作。
特に昭和の雰囲気をうまく表現されていると思います。
駄菓子を入れたビンも1cm弱だと思いますが
よく出来ていて、その中に色々な駄菓子が入っています。
子供の様子や、店番のおばちゃんの表情を見るのも
楽しいものです。
「モダン都市 銀座」
この写真では、解りにくいのですが、電車の取っ手を握って
必死にぶら下がっているおじさん。
その右手に持って
いるカバンが開いて大切な書類がそこがbに散乱している。
レトロだけでなく、コミカルな面白さも味わえます。
この作品は、高さが160cmある大きなものですが、
建物のそばに何やら、気球らしきものが・・・・・・
そして、入り口には、制服の警官が大挙して殺到する様子。
また、よく見ると屋上にも警官とピストルを手にした人が
気球を狙って構えています。
そうです。
タイトルにある様に、怪人二十面相と明智小五郎?の対決を表現しています。
この建物は、関東大震災まで浅草六区にあった
12階建ての凌雲閣だそうです。
実際の展示は、360度建物の様子を見ることができます。
但しこの写真の背景の青空はありません。
ジオラマ展には、25点ほどの作品が展示されていました。
彼の作品は、昭和の雰囲気が良く再現されており、特に薄暗い照明の中で、家の中か障子越しに漏れる裸電球の灯り、電柱の電灯の灯りが効果的に使われています。
また、写真はありませんが、「本郷 路地奥の井戸広場」という作品は、段々奥行が狭く作ってあり小さなジオラマでうまく奥行感を出しています。
山本さんの作品の多くは、1/25~1/30のスケールで作られています。
しかし、今回の展示では、1セットだけ違うスケールのジオラマがありました。
広い、園の庭で遊ぶ子供たちと教室で歌う子供たちが、小さな1/150位のスケールで作られた
「熊本人吉のひかり幼稚園」です。
この作品は、戦後間もなく宣教師として来日された、デール・アクスリー妻ペティ夫妻によって1953年に熊本県人吉市に建てられたひかり幼稚園を再現したものです。
大きなスケールのジオラマでは、人の顔の表情まで作ることが出来ます。しかし、小さなスケールの子供たちですから顔の表情は出せません。
山本さんは、広い庭で遊ぶ子供たちや、歌う子供たちの配置によって子供たちの表情を表現しています。
よく出来ていると思います。
残念ながら、このにひかり幼稚園は、2006年3月で閉園となりました。
園の入口の看板にあった「ひかりの子は、ひかりのように」が、とても心に残りました。
各、作品の中に「荷風」なる人物が登場します。
作家の永井荷風だそうですが、関係は不明です。
作品を見る機会のある方は、探して見られるのも楽しいと思います。
見に行けない方は、山本さんの作品のホームページ をご覧ください。
このブログの写真は最初の1枚を除きジオラマ展に入る時にくれるパンフレットから使ています。
ごめんなさい。著作権は取っていません。・・・・・(^_^;)





