某動物愛護団体のホームページに
「緊急です助けてください」の文字があった。
一つは保護施設にいる中型犬に乳腺腫瘍が見つかり、獣医さんの話では悪性か良性かは手術してみないと分からず、同時に不妊手術の必要があるのでおおよそ30万の医療費が必要との事。獣医さんの話では急いだ方がいいと。
とてもお金がたりない。
元気になって里親さんを探したい。
飼い主さんから保健所に持ち込まれたこの子に、もう一度元気になって幸せになるチャンスを下さい、という文章に胸を打たれた。
もう一つ助けてくださいの文字。
保護施設の老朽化に伴うスーパーハウスの購入。今年の冬持つかどうか分からない状況だという。
どちらにも「○○基金」というそれぞれの名前がついた振り込み口座が記載されていた。
その年の秋。
ホームページをみるとどちらも載っていない。あの子はどうしたんだろう。無事に手術を受けられたのだろうか。
スーパーハウスは。専用の口座番号まで書いてあったあれはどうなったんだろう。
お金が集まって見通しがついたのかな。
知人の間で話題になった。
皆自分が保護している子達の事で忙しくブログもフェイスブックも見ていない。
頻繁にホームページを見ていた人から
夏に、約17万円のお金が集まりありがとうございましたと記載があったという。
秋にはその記載もなくなっていた。
見た人は足りない分は愛護団体の人が出してくれて手術を行ったと思ったらしい。
私もそうなのかな、と考えていた。
どうしたんだろう…気にはなったが
そうなんだろうなと思っていた。
愛護団体を運営している常駐スタッフは
毎週支援物資と支援金を受け取るため隣の市にある盲目の猫こころちゃんがいるお店へやってくる。
そういえばそうだね明日来るから聞いてみるね、とお店の人が答える。
次に会った時
「まだ手術してないんだって。来週診察に連れて行くって」
と聞いて
ああそうなんだ、高齢のワンちゃんだし慎重に様子をみていたんだねという話で終わる。
それで終わりのはずだった。
その時は。