独り言

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某愛護団体の前身になった組織があった。
今運営しているのはその時のツートップ二人。
前身だった団体はかなりの人数が集まったにもかかわらず2年で破綻してしまったらしい。

その団体の話を聞くと元運営側もボランティア側も同じ事をいう。

運営側は人間不信になり犬猫をつれて山の中に身を隠し、ボランティア側は運営していた2人への不信感がつのり、お互い人間関係で疲弊してしまったのだと。
運営側はボランティアから逃げるように身を隠し一切の連絡を絶ってしまった。

今、名前を新しくした団体を運営するのは当時運営していた2人。
人は変わらない。やっている内容も恐らく同じ。



冬。

今現在、某愛護団体でボランティアしている人と知り合う。

その人は某愛護団体に2年くらい通い2人を見てきて、彼らを信頼できるという結論に達して全力で支えているという。
50才くらいだろうか。
曲がった事が嫌いで真っ直ぐな熱い女性。

話しているうちに乳腺腫瘍の中型犬の話になった。
何気なく「まだ手術してないんですよね」というと
「え?しましたよ夏に」という。
ただ、傷口などを見たわけではなく腹帯をしていたことがあったので手術したんだろうな…と思っていたらしい。

でも私は昨日「まだやってない」って言ってたって聞いたばかりだ。腫瘍の大きさまで具体的に言っていたと。

最初は笑って流した。
ここまで分かりやすく話が違いすぎると自分の記憶に自信がなくなる。


真っ直ぐな性格のその人は直接某愛護団体を運営している1人に電話をかけた。

「手術し…ました」それが確認した返事だったという。
そしてなぜそれを聞くのか執拗に聞かれたけど言わない方がいいかと思って黙っていたと。

私は私で手術してないと教えてもらった人に連絡した。
何度聞いても答えは同じだった。間違いなかった。間違えようがなかった。
これから手術を受ける予定の日付が
某愛護団体の人の直筆で紙に書いてあったから。