S side(過去)
どういうことだ…?
「おい…まさか潤に…」
「翔は優しいから言えねぇだろ~」
「やっと楽になるなぁ!」
自分の中の何かがブチっと切れた…
「ふ…ざけんなっ!!何勝手な事やってんだよ!!!」
「はっ?だって…」
「一生潤に関わんな!!」
なんなんだよ!!
だって…それしか考えられない
潤が俺から離れた理由
だとしたら…!
俺はそいつらを突き飛ばして廊下へ飛び出た
(潤…!!)
廊下で見つけたあいつの背中を追う
引き止めて…誤解だと言って
俺の側に居ろって…
じゅ…ん…?
誰かと話している
その横顔は
大人びた
俺の知らない潤だった
焦りと失望感が俺を襲い
伸ばしかけた腕を下ろす
こっちには気づいていない様子で笑っている
俺が居なくても…
あぁ…
甘えていたのは俺の方だったのか
兄貴ぶって、潤には俺が付いていないと!って…
なんだ…
1人で出来るじゃん…
他の奴にも簡単にあんな笑顔見せて…
あの声で知らない奴の名前を呼んで…
俺だけだと思ってたのが馬鹿みたいだろ
止めろよ
見たくない
勝手な怒りが溢れてくる
そして…この感情の名前に気づく
俺…
潤が好きなんだ…
認めてしまえば止まらない
失って気づいて
気づいた途端失恋して
「くそっ…」
俺はこの先
お前の居ない世界で
どうやって過ごして行けばいいのどろうか…?
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読んで下さってありがとうございました!!