今回のブログでは「幹細胞治療」について、改めてお話します。
人の幹細胞を取り出して、培養液に入れて刺激を与えると、眠っていた幹細胞が
「お！オレは幹細胞だった！出番が来た！」と起きて、再び細胞分裂をはじめます。
その幹細胞を身体に入れると、弱った部分を修復して元気にしてくれます。これが幹細胞治療です。
僕は去年、この幹細胞治療を体験しました。自分の脂肪幹細胞を1000個取り出し、
専門機関で3週間かけて2億個に培養したものを、再び自分の身体に戻しました。
この治療後、僕の身体にさまざまな良い変化が起こり、自分でもびっくりしています。
長年悩まされてきた手指の皮膚病や、顔のシミやシワ、歯周病まで全部が改善されて
「幹細胞治療って、すごい！」と思っています。
中国では、新型コロナウィルスに感染した患者に幹細胞治療を施して完治したという例もあるそうです。
そう聞くと「え？ウィルスに感染した幹細胞を培養するの？」と思う方もいるかもしれません。
実は、幹細胞治療には自分の幹細胞を培養して自分の身体に戻す「自家」と、
他人の幹細胞を培養して自分の身体に入れる「他家」という2種類があります。
このうち、中国でコロナの治療に使われたのは「他家」で、ウィルスに感染していない幹細胞が使われました。
しかし、日本ではこの「他家」が認められておらず、自分の幹細胞を使うしかありません。
自分の幹細胞を取り出して必要な数に培養するには、3週間くらいかかります。
だから、病気になってからでは遅いのです。
幹細胞治療に興味のある方は、ぜひ健康なうちに施術を受けることをおすすめします。
このところ、全国から幹細胞治療のご予約をたくさんいただくようになりました。
これは僕らが予想もしていなかったことです。
僕らが幹細胞治療に力を入れ始めたのは、去年からです。
当初は、中国や東南アジアなどから訪日するインバウンドの富裕層のお客さまを見込んでいました。
幹細胞治療は高額な施術なので、限られたお客さまからしかニーズはないだろうと考えていたのです。
ところが、今年に入って新型コロナウィルスの影響が大きくなり、
インバウンドのお客さまを受け入れることができなくなってしまいました。
僕らにとっては、当初見込んでいたお客さまが日本に来れなくなってしまったので、とてもショックでした。
しかし一方で、新型コロナウィルスの影響が広がるにつれて、さまざまな健康法や病気予防など、
医療に関する情報がマスコミに取り上げられることが増えました。
一般の方々も、医療に関する情報に対して関心が高くなっていますよね。
こうした状況の中で、僕らが取り扱っている「幹細胞治療」も少しずつ知られるようになってきました。
だから、当初から僕らが想定していた富裕層の方々に限らず、
より幅広い層の方も「幹細胞治療ってなに？」と興味を持ってくれるようになったのです。
僕は60歳という人生の折り返し地点を迎え、
健康に関する情報に対してはこれまで以上に高いアンテナを張っています。
そして前述のように僕自身が幹細胞治療を受け、この治療を受けた方々のさまざまなデータや情報を
総合的に見た上で、「これは究極の健康法だ！」と思っています。
繰り返しますが、幹細胞治療を受けるには時間がかかりますので、病気になってからでは遅いのです。
ぜひ健康なうちに施術を受けることをおすすめします。