まあそのとおりだろう。GLイベンツは「完全素人の代理店」である。
業界の現場業務未経験の営業しかいない。これは有名な話だと思う。
(そもそも それなりの 語学力・日本語能力自体もあるのかどうか?)
社員が数人しかおらず、案件のない年は 日本法人の売上はほぼゼロに近い。
つまり「ほとんど実績のない素人」である。帝国データ観ればすぐわかる。
まともなゼネコンやサブコンは「相手にもしない」
大阪・関西万博の海外パビリオン工事で多額の代金踏み倒しが発生している問題で、マルタのパビリオン建設にかかわった神戸市のコンサルティング会社「事務局J0K(ジェイ・ゼロ・ケイ)株式会社」の高関千尋社長が、四つのパビリオンで代金トラブルを引き起こしているフランス資本のイベント会社「GLイベンツ」の告発に踏み切った。現在、メディア各社の取材に対応している。実名での告発について「大問題なのにまだ知らない人も多く、被害業者への誤解もある。パビリオン建設現場で何があったのか、真相を知ってもらいたい。そのためには、顔と名前を出して責任を持って世に訴えなければと決断した」と話す。GLイベンツの実名告発は2人目。
高関社長は「GLイベンツは数々の大イベントにかかわってきたグローバル企業だが、万博で仕事ぶりを目の当たりにしてびっくりした。工程、品質、予算、すべてが管理できていない。GLイベンツに日本で建物建設をマネジメントする能力は全くない」と言い切った。
GLイベンツの4館すべて訴訟沙汰に
GLイベンツは2016年に日本法人を設立。万博のパビリオンでは、1国1館の「タイプA」をマルタ、セルビア、ルーマニア、ドイツの4館の元請けをし、「元請けが金を払わない」という日本では珍しい事態を引き起こしている。明らかになっているGLイベンツの「未払い」は、4館で約6億7000万円に上り、4館とも訴訟になっている。
マルタでは一次下請けの建設会社(A社)が6月、GLイベンツを相手取り、1億1816万円の支払いを求めて東京地裁に提訴した。それに続き、8月には、セルビア、ドイツで一次下請けをした建設会社「レゴ」(大阪市中央区、辻本敬吾社長)が、GLイベンツにセルビアで2億3415万円、ドイツで9429万円の支払いを求めて東京地裁に提訴。工事代金未払いの被害業者は仕事に影響が出ないよう、報道は匿名が原則だったが、辻本社長は被害者として初めて顔と名前を公表して記者会見した。
ルーマニアは原告がGLイベンツだ。一次下請けをした大阪市内の建設会社が、追加工事代金1億2500万円をGLイベンツが支払わないため、再三にわたり請求していた。すると、GLイベンツは7月、この会社に対し債務不存在を確認する訴訟を東京地裁に提訴したのだ。
アジア競技大会はどうなる?
GLイベンツは2026年に愛知県で開催されるアジア競技大会で、競技場の建設や運営などを630億円で受注している。高関社長は「GLイベンツに任せていては、万博の悲劇が繰り返されると思う。下請けはGLイベンツのやり口を重々分かったうえで、現場で安易に追加や変更の工事を引き受けてはならない。それに何より、GLイベンツを管理監督するマネジメント会社が必要だろう」と述べた。
