本日は 神谷町の 聖オルバン教会にて 在日ウクライナ正教会主催で
ホロドモール合同追悼式
が実施されました。
ホロドモール(Holodomor)とは、1932年から1933年にかけてウクライナで発生した大飢饉です。ウクライナ語で「飢えによる虐殺」を意味し、数百万人が亡くなったとされています。
ホロドモールは、当時のソ連のスターリン政権が強制的に食料を没収して引き起こしたとされ、人為的に発生した飢饉だったとされています。ホロドモールは、20世紀ヨーロッパ史上最大の大虐殺とされており、350万から500万人が死亡したと推定されています。
EU欧州議会は、ホロドモールを人為的に引き起こされたジェノサイド(民族大量虐殺)だったと認定する決議案を採択しました。現在、24カ国によってホロドモールはジェノサイドとして認定されています。
ウクライナでは、11月第4土曜日がホロドモール犠牲者追悼の日と定められています。
今回はイスラム教、仏教 各宗派からの参加があり、合同慰霊祭となりました。
会の言語は50%が英語、30%が日本語、17%がウクライナ語(歌を含む)、3%が 正則アラビア語でありました。
十字架の前でのコーランや お経というのは初めて見ました。
なんとなく、「法事」の感覚に陥りそうでした!!!
セルゲイ・コルスンスキー大使が最後に話をされました。(ほぼ 99%ウクライナ語)
ジェノサイドの歴史について、いろいろ話をされました。
1時間半での慰霊式が終了です。!お疲れさまでした。
なお、本日の様子は ライブ配信されております。
こちらから↓↓
ホロドモールのミサ終わり。毎年色々な気持ちになるが、今日はロシアへの怒りや憎しみが募るものだった。何もしていない人から食糧を奪い、奪われた人は靴の皮をも食べたという人工的大飢饉大量虐殺。この事実が少しずつ広まり侵略がもう2年になってしまう。SNSのある時代の人類はどこへ向かうのか。 pic.twitter.com/0R2NFZiO3W
— 成田瑞季Євтушук Мізукі🇺🇦🇯🇵🇪🇺 (@mizyukki) December 3, 2023
ウクライナ正教会の礼拝で握手する導師とラバイ。今日のベストショット pic.twitter.com/maiwdSyATm
— セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使 (@KorsunskySergiy) December 3, 2023