新宿西口イベントコーナーです。
明日は 関東大震災100年です。
ここで 明日から 関東大震災100年復興まちづくり展示会
があります。
目下設営中。
パネル展示が多い。
で、こういうのもあったようですね。
100年前の1923年(大正12年)9月1日、関東で大地震が発生、建物10万棟が全壊、20万棟以上が全焼し、死者・行方不明者は10万人を超えた。当時の政府は復興に向け、東京市街地の大改造を試みる。広い道路、立派な橋、西洋にならった建築物が次々に生まれ、震災から6年半後、ついに「帝都復興祭」が挙行された。
1930年(昭和5年)3月24日、関東大震災からの復興を祝う帝都復興の完成式典が宮城二重橋前広場(皇居前広場)で催された 。街は紅白幕や提灯で飾られ、視察に向かう天皇が通る大通りは、ひときわ華やかだった。その様子に、「これほど印象的な光景には、これまで出合った ことがない」とキャッスルは素直に驚いている。 皇居前広場には式典に列席する各国大使や大臣用の席が設けられ、その前にはフロックコートやモーニングコート姿の6万人もの人々が立ち並んだ。早朝から集まった人々は、身じろぎもせずに沈黙を守り、うやうやしく天皇のお出ましを待っていたという。 皇族たちが入場し、大礼服姿で現れた天皇は、「きびきびとした身のこなしには、常に威厳が感じられる」とキャッスル。天皇が壇上に立つと、一同は立ち上がり深々と礼をする。「その光景は、そよ風に波打つ広大なトウモロコシ畑を思わせた」という描写は米国人ならではのセンスなのだろう。 午後には盛大なパレードがあった。この日、地方から上京した人々の数は200万人にも達したようだ。「家族連れの農民、老女や幼い子。ほとんどは和服姿で、物珍しげに辺りを見回す人々にとって、復興された東京は、初めて見る、まさに驚きに満ちた都会なのだ」と、新しい東京が多くの日本人にとっても驚きをもって迎えられたことをキャッスルは強調している。