展示会の設営現場に行きますと 各社の対応が二極化してます
(1)人が減ってしまった業者
→ 退職させたか、バイトを入れなくなったか、自ら退職した。なかなカ現場に来ない。
(2)人が過剰にブースに群がってる業者
→少ない現場を「シェア」と称して 余ってる人間をぶち込む。うろうろたむろって 邪魔。
どちらがいいかって?どっちもよくないですが。
(1)は早い段階から経営上の問題が顕在化しているので
へこんでしまった分はみんなで補うしかないのですが
クオリティーやスピードなどは 格段に落ちていきます。
もっとも、ブース造作のレベルもそれに合わせて 目下 どんどん 仕様が下がっているので
短期的にはそれほど大きな問題にはならない。
(2)は、雇用調整助成金の延長頼みのところが多く
「いつかはもとにもどる」と あいまいな期待をもっているが、その通りにはなるはずがなく、
従業員が過剰であることに変わりがなく、数か月以内に 大規模なリストラが予想される。
リストラ後は、大きな現場を回す能力が ガクンと落ち、事故や間違いなどのトラブルが多発する可能性がある。
12月末で「辞める」って人もあるそうですが・・・
どうなるんだろう!?
2020年12月7日までに上場企業の早期・希望退職者募集が90社に達した。募集社数は、リーマン・ショック直後の2009年(191社)に次ぐ高水準に押し上がった。 募集人数は、判明分で1万7697人を数え、2012年通年(1万7705人)とほぼ並び、募集社数と同様、通年では2009年に次ぐ水準となることが確実になった。募集企業の業績は、直近の本決算での赤字が50社(構成比55.5%)に膨らみ、新型コロナウイルスの打撃で業績悪化に陥った企業が従来型の「赤字リストラ」を実施している状況を浮き彫りにした。 業種では、新型コロナが直撃した繊維・アパレル関連に加え、米中貿易摩擦の影響も残る自動車関連、電気機器で増加。年度末に向けて、長引く新型コロナの影響が幅広い業種の雇用施策に影響する懸念が高まっている。