展示会の規模が回復することは 近い将来はなさそうです。
仮に第2波がこなかったとしても すでに年末まで大型展示会はすべて開催中止です。
9月から 再開して、もとに戻ると 完全に勘違いしている 業者も多数います。
夏休みが長すぎて、精神状態がおかしくなっているようですね。
病院に行くべきです。
将来的に 「なんとかもとのスケジュールにもどった」としても
廃止される展示会が20%、出展者が20%減、だけで 経済規模・ボリュームは以前の60%程度にしかなりません。
いや、20%減で済めばいいって話です。
そもそも 秋の東京ギフトショーなんて、出展社70%減 って話ではないですか。開催できるの?行く人いますか?
航空需要の回復には5年かかるのに、展示会がすぐに回復できるわけがないのです。
いろいろ 言われている噂話をご紹介しますと
(1)コミケは 2019年12月の開催、あれが実は最後で、当分はオンライン開催が数年続く。2020年12月は開催中止。
(2)東京モーターショーは次回 開催されない。オンラインになる。ジュネーブモーターショーも2020年、20201年開催されないため。
(3)東京オートサロン2021、大阪オートメッセ2021、人とくるまのテクノロジー展は 開催中止になる。
(4)CEATECとInterBEEが合体し、隔年開催になる。
(5)IGASは今後の開催をしない。
(6)東京ゲームショウ、アニメジャパンは数年間、休止となる。
(7)ニコニコ超会議は完全オンラインとなる。
(8)展示会主催から撤退する業者が出る。(すでに名前は出てるようです)
などなど、 細かい話も含めますと 今後「開催はない」展示会もすでにいくつか決定しており、身売り先を探しているようですが
引き取り手がないようです。
減った分、へこんだ分は全部別な方向に、オンライン化・DX化という流れですね。
しかし、オクタの組み立てしかできないとか、木パネにビス打ちしかできないとか、経師しか貼れないとか、
展示ブースの組み立てしかできない 業者に 仕事はありません。
そういう業者に依頼してくる企業もDX化が遅れていて、将来的に事業衰退していく可能性が高い 遅れた企業が
ほとんど、ということになりますので、最終的に「展示会場に集まってくる企業は、将来性のない魅力のない企業」
ばかりになることも考えられます。
優秀な企業は「別なこと」をすでに考え、動き出してます。