突然ですが、展示会場って 基本は広いはずなのですが、日本だけが
クソ狭い状況です。日本はちっちゃい会場に詰め込みますよね。
コミケとか混雑しているように見えましたが、土地が狭いのと、りんかい線などの輸送力が足りないからです。
さらに 現在は建て増しや、やる見込みのたたない オリンピックなどの影響で、会場はもうプレハブ小屋です。
車を停めるスペースすらありません。
狭いから 混んでるように錯覚 しているだけです。
確実に ビジネス展示会の来場者・出展者は減って来ています。
かつて、昭和の時代は 国策的な大イベントであった 東京モーターショーは
海外メーカーを始め出展辞退が相次ぎ、来場者数も その辺を通過している我々のような設営関係業者などの、「歩行者」を目視でカチカチ とカウントして 水増しをしている有様です。
かつては会場に行かないと 新しい情報が得られませんでした。テレビと新聞雑誌しかなかったからです。
現在は違います。
必要な情報だけ いつでもダイレクトに入手することが可能な世界となりました。
さて、費用と時間と体力とエネルギー消費してまで 狭い ビッグサイトに 並んで搬入する必要とその価値はあるのでしょうか?
そろそろ 疑問に感じている方も多いと思います。あまりのコスパの悪さに。
くたびれた割には 大した成果がなかった、という展示会が多いはずです。
それは
なぜか?
答えは簡単です 「誰が来るかわからないから、もう、待ちの姿勢で 出たとこ勝負、博打、賭け」になってるから。
相手がわからないのに その備えができない、できるはずがない、からです。
つまり・・・「盆踊り大会」に出てるのと大差が無いのです。
これに早く 気がつかないと!
東京ビッグサイトの代替施設を建設しろ とかいう署名を 見込みもないのに先週出してるそうですが
「そもそも 十分な内容で開催ができるのか?人が来るのか?」 という、肝心の部分は タブー視されているようで、それには誰も触れません。
つまり、会場が使用出来なくて困るのは それによって収益を得ている主催団体と、周辺の一部の取り巻き業者だけなのです。
何処かの関係業者の社長さんが 言ってました。「業界が小さいから馬鹿にされる。だからビッグサイトが断りもなく取られる」
東京造型美術の社長さんでしたかね?その通りです。 業界は小さいのです。
会場が確保できてもそれに見合うだけの成果が出ている企業はごくわずかです。
あとは同業者の生存確認をしているだけです。
やり方は変えないとなりません。必要な相手に必要なものだけを 常時・随時・オンタイムで情報提供する仕組み、無駄な費用をカットした仕組、スピーディーに商談をまとめる仕組み・・・
これは展示会場だけでは もはや実行が不可能です。
全く別な方法が必要です。
勿論、展示会はゼロにはならないで、何らかの形で 東京や大阪に集合して開催されるでしょう。
業界団体・学会などに連動して。
学会も、もはやオンライン化が進んでいますので 慰安旅行・飲み会を兼ねたような開催でないと 併催展示会も
難しいかもしれません。
展示会場の小さなブースに 持てるだけ、ありったけの 機械やサンプル・カタログ・パネルなどなど大量に持ち込んで
ドンキ状態にする手法は「誰かが何かにヒットするかもしれない」というサイコロよりも確率の悪いバクチになります。
CFMでは これらの 旧来型の展示会手法を順次変えて行くご案内を 既に一部の出展社さん向けに
開始しております。
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