展示会の開催が不可能になっているのは 入口・受付で人が密集するため、その制御ができないためです。
また一人ひとり検温をすると 大渋滞になります。物理的に不可能なのです。
2月末の スマートエネルギーWEEK、日本ものづくりワールド、メディカルジャパン大阪は
そもそも誰も来ない!来場者スカスカ だったので、一人一人のサーモ検温がなんとなく回ってましたが
そんな状態では展示会そのものは 初めから成立していない、というのが事実です。
さて、それを解決するかのような 妙なものが出ましたが 「イベント検温ゲート」「同時に最大30人検温?」
これ、全然ダメ
1、どこに置くの?
2、受付する前なの?会場に入館させる前なの?
3、屋外 おけるの?
4、整列させないで、一気になだれ込んではいると、どうなるの?
5、誰が識別して「つまみだすの?」 警備員?
6、どういう「法的根拠」で つまみだすの?
7、瞬時に特定できるの? さっさと会場内行ってしまったら追跡できるの?
8、退場を拒否して入ってきたらどう対処するの?
これは ヒドイ。オペレーション無理。
どこで仕入れてきたのか知りませんが 広告代理店の考えそうな ポンコツ備品。ガラクタ。
なんにも考えてないですね。 アホが考えそうなオモチャ。
頭悪すぎ
■サービス概要
・名称 :「イベント検温ゲート」
・予約開始日:2020年4月23日~
・価格 :日額15万円~(※運搬およびオペレートは内容により別途)
■セット内容
・一次検査用顔認証機能付き検温システム 1式
・二次検査用体温計 1式
・ゲートサイン1式
・オペレートスタッフ ※時間人数はイベントにより調整
そもそも 自治体の検温だって、熱あるやつ発見しても「チラシ渡して全員スルー」させてる。
それは 拘束する法的権限がないからだ。あの行為自体が無意味なパフォーマンス化している。
もっと重要なのは 検温するスタッフの安全を確保することです。
現状では、追い出す法的根拠がなく、仮に感染が明確なのであれば、威力業務妨害罪や傷害罪ほかの予備罪が適用される余地はありますが、その場で検査ができない以上、 「要請」 しかできないのです。
1日15万で貸すけど、具体的なやり方は「知らん」!まさに代理店のやり方。