8月11日
午後は「はこだて国際民族おやつキャンプ2009」に同行しました。
子供達と一緒におやつを作って、交流を深めよう!という企画。今日はロシアのブリヤート共和国からやってきた『トーント』というチームの番です。
さて『トーント』。この人達がホンット自由なのさ!「ココロ」で動いている、とってもあったかくて親切な人たちなんだけど、裏を返せば気まますぎ。いや、そんな彼らが私は大好きになってしまうんだけど・・・。でも大変。
そろそろ宿舎にお迎えのバスがやってくる時間・・・。でも誰もロビーに集まってきません。価値観も習慣も違うところからやってきた彼ら。なんでも「日本の常識」で考えていてはえらいことになります。とくにのんびりやの『トーント』。13時にバスが出発するなら、20分前に集合って言っとかないとダメね。
さて、こっからが私の出番!!彼らの部屋をノックして 「HURRY UP!!」 しつこく、それはそれはしつこく、叫びまわります。ここで遅れたら全てのスケジュールが崩れちまう!ましてや今回は子供達が楽しみに待っているんだから、遅れるワケにはいかないのです。
やっとみんなロビーに集まってきて・・・。でも急かされる方も、あんま気分よくないよね。何だかみんなチョッピリ不機嫌!?そんな彼らを無視して人数カウント。1、2、3・・・・8、9・・・。一人足らん
チーム唯一の若い女の子、アンニャがいないっ!! やっぱりね。 「あいつめ~
いっつも最後なんだからっ」 とグチると、トーントのみんなが私に何やら話しかけてきます。
「トゥルグン!トゥルグン!」
走っているジェスチャーをしながらミンナ口々に連呼。どうやら「急げ!」という意味みたい。アンニャに言って来い、というコトらしいです。試しにマネして 「トゥルグン」!するとさっきまで不機嫌そうだったオバチャンもバカウケです!!そうか。と私は再び彼女の部屋へダッシュ!!いたいた~。のん気につけまつ毛なんてつけてるよ・・・
「アンニャ、トゥルグン、トゥルグンっ!!みんな待ってるで~。トゥルグン、トゥルグン!!」
するとアンニャ、 「誰が教えたの~?」 と爆笑しながらも走ってくれました。いつもはいくら「急いで!」って言ってものんびりしてるのに! 「誰が、ってミンナだよ。ミンナがアンニャはいっつもラストだから言えってさ」。 やっぱり現地語を使うと、 「あなたに伝えたいの」 というキモチが通じるようです。
てなワケで、私が最初に覚えたロシア語(たぶんブリヤート語)は「トゥルグン!(急げ!)」だったのでした。この後、私がこのコトバを毎日毎日、あきれられるほど使ったのは言うまでもありません。トーントのおばちゃん達に 「トゥルグン・ガール」 と呼ばれたぐらいだから
インドネシアチームを担当していたM子にこのコトを話すと「私も同じやで~」とのこと。スケジュールがカッチリ決まってるフェスティバル。「急げ」を一番に覚えてしまうのは運命のようです。イヤ、急かしたくないのよ、本当は。みんなでのんびり楽しくやりたいんだけど・・・、そんな心を鬼にしてアーティストを急かしまくるのが、フェスティバルスタッフの仕事でもあるのです。
トーントのメンバーは若手2人を除いて、英語が全く分かりません。でも私が現地語を使ったコトで、一気に距離が近くなったみたい♪でもこの後、みんなイロイロ言葉を教えてくれたけど、極度に記憶力の悪い私は一切覚えられませんでした(笑)
★☆★おっちゃん&おばちゃん達とのコミュニケーション手段★☆★
■唯一覚えたブリヤート語「トゥルグン」
いつでも使う。どこでも使う。急いでほしくないときでも使う。使ったらみんな笑ってくれるから。
■彼らの言葉をマネしてリピートするだけの「でたらめブリヤート語」
みんなにいろんなコトバ言わされたけど意味は一切分からず・・・。
心がピュアな高校生ボランティアの一人は本当に私がブリヤート語を話せると思ったらしい(笑)
■大げさなジェスチャー
これクセになって困った。日本人と話すときも大げさになって自分がキモい
<つづく>