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event walker ☆ イベントウォーカー

オモロそうな人が集まる所ならどこへでも。
日本全国津々浦々。人とのふれあいを求めて旅する「イベントウォーカー コサカユウコ」がお送りするイベントレポート。
謎のミュージシャンから、正体不明のおじさんまで。
この世界は、オモロイ人との出会いで溢れてる!!

普段チームとして各地でパフォーマンスをしているアーティスト達。

さぞかし団結力のあることでしょう・・・・。ってそんなコトないから!


私が担当していたロシアのチームにおいて言えば、

チームとしてのまとまりは限りなくゼロに近く・・・・。

たとえばこの日のフリータイム。



「あたし、電気屋にいきたーい!日本の電気製品買いたーい!」

「神社にお参りにいきたーい!だって私達、信仰深いしぃ~」
「ねぇ、お腹空かない?やっぱ帰ろうよ、ゴハン食べたいしさぁ」

「てか、あそこでスタンプ押せるんじゃない!あっち行こうよ、あっち!」

それなのに、10人みんなで一緒に行動したがる彼ら。

いやね、ムリですよ?あなた達の希望をぜーんぶかなえるってのは。

物理的に不可能だから!



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このオバチャン達がものっすごい強気で自己主張してくる。

今はロープウェイに乗ってゴキゲンだが、モメ始めたら顔から完全に笑顔が消える。


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でもロープウェイ内ではチョッピリ怖がり。シッカリ握ったポールを離さない。

弱気な彼らを見て勝ち誇った気になり、心の中でガッツポーズ!



相談 → 決定 → ちょっと行動 → 内輪モメ 

→ 相談 → 予定変更 → ちょっと行動 → 内輪モメ



ずーっとこの繰り返し。

あのー、フリータイムの時間、なくなっちゃいますけどー・・・。

とまあ、フェスティバルの間中、終始こんな感じ。



そんな中スタッフよりも大変な思いをしたのが、英語が話せる最年少の彼です。



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チームいちシッカリ者の18歳



みんながモメる度に、スタッフとの間に入って通訳。

重要な連絡事項をメンバーに伝えるのも、いつも彼。


でもね、年長者をとっても敬うブリヤート共和国の人々ですから・・・。

発言権も決定権も、完全に年功序列。

彼に権限は一切ないのです。


責任感の強い彼は、スタッフが大変な思いをしているのもわかっています。

だから完全に板挟み・・・、ずっと眉間にシワよってた(笑)



どうやらこれは、英語を話せないメンバーが多いチームによくあることだそうです。

英語を話せたらイロイロと得しそうなイメージがあるけど、

話せる人がメンバーとスタッフとの間で板挟みになっちゃうケース、多いんだそうな。


ましてやこのチームのオバちゃん達強いから・・・・。

御苦労さまでした。



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山の上から眺める美しい函館にみんな大喜び!初はこだての私も大喜び!

でも。。。ほとんど観光する時間のなかった私は、あの有名な函館山の夜景に出会うことはできませんでした。 


<つづく>

こういった国際フェスティバルの場合、渡航費は各アーティストが負担するのが普通。

移動手段もアーティスト各自で確保します。知らなかった・・・。

でも確かに全部委員会で負担してたら・・・、フェスティバル、開催できへんよね(笑)



【例1】 国際線で新潟へ → フェリーで小樽へ → バスで函館へ

(18時間フェリー。夜中は一升瓶を開けての宴会)


【例2】 国際線で成田へ → JRパスを利用し電車で函館へ

(指定席は利用できず。東京-八戸間の約3時間は自由席の設定がないため立ち席)


【例3】 函館からバスで新潟へ → 新潟から国際線で帰国

(一体バスで何時間かかるのでしょう。未知数)



とまあ、みなさん工夫をこらしていろんな手段で往復するようです。

私は【例3】の復路バージョンに同行することに。予定外だったけど、

たまたまリトアニア23名の団体と便が一緒になったので、引率担当M子をお手伝い。


しかーし!!

◎お盆Uターンラッシュに丸かぶり。もちろん完全満席。

◎衣装、楽器・・・ 荷物の量がハンパない。

◎JRパス、指定席の利用不可

◎八戸-東京の新幹線は全席指定。自由席ナシ。


無事東京までたどり着けるんでしょうか・・・。まあ、私は指定券、持ってたんだけどね。


さらにさらに・・・

◎チームリトアニア、函館駅の集合時間に30分遅れて到着。

◎函館始発の自由席確保数 → ゼロ

◎函館駅、八戸-東京のチケットが発行されていないコトが発覚。

◎八戸駅で、東京までのチケット発行が必要

◎八戸駅での乗り継ぎ時間は約10分


というワケでスタートした函館発、東京へのサバイバルトリップ。

ですがチームリトアニアの面々、なかなか根性が座ってます。


電車が各駅に到着するたびに、ものすごい勢いで自由席確保。

大阪のオバチャンも認める根性です。


指定席の空席に座り、車掌が来たときだけ席を立つ、という上級テクニックも披露。

バレバレでしたが車掌さんも見てみぬフリ。


席が確保できなくても、通行人を気にせずデッキに転がって眠る、

という離れワザでフェスティバルでたまった疲労を回復!!


そして私。

23名分のチケット確保のために、バックパック背負って八戸駅で爆走!!!!!!!

8月15日の八戸駅でデカイ荷物背負って全力疾走している変な女を見かけた方、それ、私です。



とまあ、予想外の事件がうじゃうじゃ発生するのはフェスティバル中だけじゃないんですねぇ。

おうちに帰るまでがフェスティバルです。うん。

だた、こんなのは「蚊に刺された」レベルの事件です。

だってね・・・。



ある日の会話。


スタッフA 『○○国のチーム、きてるでしょ。』

コサカ   『うん、それが?』

スタッフA 『帰りの航空券、取れてないらしいよ』

コサカ   『・・・・』

コサカ   『ええええええええ~っ!?』


そうさ、これがフェスティバル!!



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楽器やら衣装やら荷物が多いので、ちょっとした移動も大変です


<つづく>

はこだて国際民族芸術祭では、各チームによるワークショップも企画。楽器の使い方やダンスをレクチャーしたり、伝統的なゲームをしたりと、内容は各チーム自由に決めます。


いつのまにかブリヤート共和国(ロシア)チーム 『トーント』 担当になった私。ワークショップにもノコノコついていきました。しかし「プランを立てる」ということがとっても苦手なこの人たち。今回も会場に到着してから何をするのか、話し合いを始めました・・・。またまた、どうなることやら。



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いくつかパフォーマンスを披露した後、「さあ踊りましょう!」。半ば強引な感じで、参加者の皆さんを輪に引き込むメンバーたち。




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ペアになってダンスしたり・・・。



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その中を走ってくぐったり・・・。



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参加者の皆さんは指示されるままに、踊る!走る!だんだん、ぐちゃぐちゃになってきました(笑)。みんな息があがってきてますねー。



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こんな風に輪になって 「ハンカチ落とし」 的なゲームもやりました。


次々とノンストップで展開していくワークショップ。そこに「計画」というものはやはり存在しませんでした。でもいいんです。「感じたままに」それが彼らの生き方だから。参加者の皆さんも、余計なコトは考えず、体で、心でこのワークショップを楽しんでくれたようです。


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放っておいたら 「感じるままに」 永遠に続けそうな彼ら。なのでそこはスタッフである私達がこまめに時間管理をします。前回の 「おかしづくり企画 」 の時はかなり時間がずれ込んでしまったのですが、今回は無事に時間通りに進めることができました。


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ああしろ、こうしろ、とこちらの主張を押し付けるだけじゃなくて、彼らの性格や価値観を理解したうえでサポートするのが大事なんですね。ちょびっとだけスタッフとして成長できた気がしました。


<つづく>