えええと、今回のエピソードは、まだExcite.comがYahoo.comと同じくらいメジャーな検索サイトで、独自のpersonal sectionを持っていた頃に、そこで見つけた男「Sam」について。
彼はPersonal Sectionのプレミア会員だったようで、彼のアドは男性メンバーの一番上に掲載されていた。彼はそれはそれは素敵な身体の写真(上半身裸)を載せていて、すっかりその“身体”に魅了された私は、早速自分から彼にレスを送る。
すぐに返事が来て、メールの交換、そして電話で話すところまでアッという間に進む。電話での感じはごく普通の人。ただ、彼はLAに住んでいるとのことで「じゃあ今週末に会おうか」という訳にはいかなかったが・・・。
LA郊外に最近、家を購入したとかで、是非私に見せたい、そして私も是非見てみたいということで、2週間後の週末にLAの彼に会いに行く計画を立てる。
今から思えば、当時は本当に怖いもの知らずで・・・。電話とメールでしかコミュニケーションを取ったことのない男に、「飛行機に乗って会いに行く」、しかも「見ず知らずの男の家に泊まる」なんて。ホント、それこそ「あり得ない」行動でしょう。
2週間後の金曜日、新調した服を着て、仕事後にいざ出陣。
9時過ぎにLAに着いて、ゲートで彼を探すと。「え、あれ?まさか・・・」と待っていた彼は写真よりも100倍不細工な男。もうそのままSFに引き返そうかと本気で思った程(帰っておけば良かった・・・)。おまけに、私の荷物が出て来ない。どうやら、荷物は次の便に乗ってしまったらしく、空港で次の便の到着を待つか、明日、彼の家まで届けてもらうか、2者択一を迫られる。
お化粧道具も着替えも入っているし、「もちろん待ちます」と答えようと思ったところに、彼「もう遅いし、明日僕の家に届けてもらえばいいじゃない」と。「え、でも着替えが・・・」「僕のTシャツ着ればいいよ。明日の午前中には届けてくれるっていうし」。彼の言う事に従って、彼の車に乗り込む。
今思えば、どうしてあそこで「荷物を待つ。もし待ちたくないのなら、あなた帰っても良くってよ、私一人で待って、ホテルにでも泊まるから」と言えなかったのだろう。後悔先立たずとはよく言ったもの!
と、話は戻るが、彼の家、遠いは遠いは、いくら走っても着かない。結局、Freewayを2時間近く走って、ようやく到着。全く、全然LA近郊じゃないっつーの。
新しく買ったというお家も何だか冴えず、庭においてあるジャグジーはまだ使えない状態。庭で飼っている犬は、洗っていないのか、うんちが檻の周りに転がっているからか、異臭を放つ。そして、着替えはないし顔も洗えない。もちろんのこと、思いっきり不機嫌な私は一言も話さない。そんな私を見て、彼も逆切れ。
そのまま、最悪の状態で一夜を過ごす。もちろん、何もありませんでしたよ。
翌日、荷物が届かないし、お腹は空くし、彼は不細工だし、家は汚いし、家はLAから遠いし、イライラがどんどん溜まっていく。
(s)「お腹空いた?」
(m)「うん。でも荷物が来なくちゃ出掛けられないじゃん」
(s)「僕がパンケーキ作るよ」
仕方なく、
(m)「うん」
パンケーキが普通に焼けたところまでは良かったが、彼が冷蔵庫から出して来たバター、なんとカビているではないか。
(m)「え、バターカビているけれど・・・」
(s)「うん、冷蔵庫の働きがイマイチ良くなくて。この部分はカビていないから大丈夫」
(m)「・・・」
ええええ、彼、自分のパンケーキの上に「腐ったバター」を塗って、塗り終わると、そのまま壊れた冷蔵庫に戻すではないか。あり得ない!一体、どんな神経しているのか?っていうか、お腹壊さないの?
結局、一口も食べず、更にイライラが。
彼が犬の散歩に出掛けた後(荷物の到着を待つ私)、まず初めに私がしたことは・・・航空会社に電話して、翌日のフライトを午前中の便の早めること。
問題なく終了!イエ~イ!
ところが、荷物が待てど暮らせど届かない。やっぱり家が田舎だからかなあ・・・。
夕飯の時間になっても届かず、御飯を食べに出掛けることもできない。ま、腐ったバター男と一緒に出掛けたくもなかったけれどさ。
彼が夕飯に出してくれたものは?
茹でたパスタ(もちろん”アルデンテ”ではありません)に瓶に入った具なしのホワイトソースをかけたもの。(さすがにこれには腐ったバター入っていなかったでしょうね。)
(m)「いつもこんなものを食べているの?」
(s)「そうだよ。何か変?」
(m)「あ、そう。(いや、変っていうか、貧乏臭いんじゃない?)」
と、不味いご飯を食べていると、チャイムが鳴って、荷物がようやく届く。でもね、too lateでしょう?荷物のせいで丸1日つぶれちゃったんだから。
その夜も何事もなく就寝。
翌朝、パンケーキのオファーもなく、無事に豚小屋を後にすることができました。便を早めたことを知った彼ったら
(s)「え、早く帰っちゃうの?今日、LAを案内しようと思っていたのに」
だって。こういうの社交辞令っていうんだっけ?
いやはや、何とも辛い2泊3日の旅でしたね。
それにしても、サム君、腐ったバター捨てようよ。
教訓:「怖いもの知らず」もいつかは「怖いもの」に遭遇し、「怖いもの」を知る日が来る。
彼はPersonal Sectionのプレミア会員だったようで、彼のアドは男性メンバーの一番上に掲載されていた。彼はそれはそれは素敵な身体の写真(上半身裸)を載せていて、すっかりその“身体”に魅了された私は、早速自分から彼にレスを送る。
すぐに返事が来て、メールの交換、そして電話で話すところまでアッという間に進む。電話での感じはごく普通の人。ただ、彼はLAに住んでいるとのことで「じゃあ今週末に会おうか」という訳にはいかなかったが・・・。
LA郊外に最近、家を購入したとかで、是非私に見せたい、そして私も是非見てみたいということで、2週間後の週末にLAの彼に会いに行く計画を立てる。
今から思えば、当時は本当に怖いもの知らずで・・・。電話とメールでしかコミュニケーションを取ったことのない男に、「飛行機に乗って会いに行く」、しかも「見ず知らずの男の家に泊まる」なんて。ホント、それこそ「あり得ない」行動でしょう。
2週間後の金曜日、新調した服を着て、仕事後にいざ出陣。
9時過ぎにLAに着いて、ゲートで彼を探すと。「え、あれ?まさか・・・」と待っていた彼は写真よりも100倍不細工な男。もうそのままSFに引き返そうかと本気で思った程(帰っておけば良かった・・・)。おまけに、私の荷物が出て来ない。どうやら、荷物は次の便に乗ってしまったらしく、空港で次の便の到着を待つか、明日、彼の家まで届けてもらうか、2者択一を迫られる。
お化粧道具も着替えも入っているし、「もちろん待ちます」と答えようと思ったところに、彼「もう遅いし、明日僕の家に届けてもらえばいいじゃない」と。「え、でも着替えが・・・」「僕のTシャツ着ればいいよ。明日の午前中には届けてくれるっていうし」。彼の言う事に従って、彼の車に乗り込む。
今思えば、どうしてあそこで「荷物を待つ。もし待ちたくないのなら、あなた帰っても良くってよ、私一人で待って、ホテルにでも泊まるから」と言えなかったのだろう。後悔先立たずとはよく言ったもの!
と、話は戻るが、彼の家、遠いは遠いは、いくら走っても着かない。結局、Freewayを2時間近く走って、ようやく到着。全く、全然LA近郊じゃないっつーの。
新しく買ったというお家も何だか冴えず、庭においてあるジャグジーはまだ使えない状態。庭で飼っている犬は、洗っていないのか、うんちが檻の周りに転がっているからか、異臭を放つ。そして、着替えはないし顔も洗えない。もちろんのこと、思いっきり不機嫌な私は一言も話さない。そんな私を見て、彼も逆切れ。
そのまま、最悪の状態で一夜を過ごす。もちろん、何もありませんでしたよ。
翌日、荷物が届かないし、お腹は空くし、彼は不細工だし、家は汚いし、家はLAから遠いし、イライラがどんどん溜まっていく。
(s)「お腹空いた?」
(m)「うん。でも荷物が来なくちゃ出掛けられないじゃん」
(s)「僕がパンケーキ作るよ」
仕方なく、
(m)「うん」
パンケーキが普通に焼けたところまでは良かったが、彼が冷蔵庫から出して来たバター、なんとカビているではないか。
(m)「え、バターカビているけれど・・・」
(s)「うん、冷蔵庫の働きがイマイチ良くなくて。この部分はカビていないから大丈夫」
(m)「・・・」
ええええ、彼、自分のパンケーキの上に「腐ったバター」を塗って、塗り終わると、そのまま壊れた冷蔵庫に戻すではないか。あり得ない!一体、どんな神経しているのか?っていうか、お腹壊さないの?
結局、一口も食べず、更にイライラが。
彼が犬の散歩に出掛けた後(荷物の到着を待つ私)、まず初めに私がしたことは・・・航空会社に電話して、翌日のフライトを午前中の便の早めること。
問題なく終了!イエ~イ!
ところが、荷物が待てど暮らせど届かない。やっぱり家が田舎だからかなあ・・・。
夕飯の時間になっても届かず、御飯を食べに出掛けることもできない。ま、腐ったバター男と一緒に出掛けたくもなかったけれどさ。
彼が夕飯に出してくれたものは?
茹でたパスタ(もちろん”アルデンテ”ではありません)に瓶に入った具なしのホワイトソースをかけたもの。(さすがにこれには腐ったバター入っていなかったでしょうね。)
(m)「いつもこんなものを食べているの?」
(s)「そうだよ。何か変?」
(m)「あ、そう。(いや、変っていうか、貧乏臭いんじゃない?)」
と、不味いご飯を食べていると、チャイムが鳴って、荷物がようやく届く。でもね、too lateでしょう?荷物のせいで丸1日つぶれちゃったんだから。
その夜も何事もなく就寝。
翌朝、パンケーキのオファーもなく、無事に豚小屋を後にすることができました。便を早めたことを知った彼ったら
(s)「え、早く帰っちゃうの?今日、LAを案内しようと思っていたのに」
だって。こういうの社交辞令っていうんだっけ?
いやはや、何とも辛い2泊3日の旅でしたね。
それにしても、サム君、腐ったバター捨てようよ。
教訓:「怖いもの知らず」もいつかは「怖いもの」に遭遇し、「怖いもの」を知る日が来る。
