こんにちは
肥後細川庭園に来ました
大きな木に花が全面についています
栗かと思いましたが、ツブラジイというシイノキの一種のようです
栗と同じように臭いがすごいです
シラン
コアヤメ
ヒゴシャクヤク
神田川を撮っていたら通りすがりの人が皆つられて川をのぞき込んでいました
早稲田大学に入りました
国際文学館村上春樹ライブラリー
今年6月3日はフランツ・カフカ没後100年にあたり特集展示が行なわれていました
フランツ・カフカ(1883~1924年)はオーストリア=ハンガリー帝国(現チェコ共和国)のプラハ出身の小説家、代表作「変身」、
結核のためウイーン郊外で療養していましたがそこで亡くなります、40歳でした
代表作「変身」は不条理をテーマとした小説で世界で翻訳・出版されました
各国で出版された本
よく話題になるのが主人公「グレゴール・ザムザ」が変身した「虫」とはなにかです、
原文はドイツ語で「Ungeziefer」(虫)とだけ書かれていて明確な名前の記述はありません
下の本ではコガネムシのイメージですね
下の本では紛れもなく「G」ですね
この絵はどういう意味なんでしょう?
書棚を巡って一冊の本にたどり着きました
「図書館奇譚」
1年半前訪問時読んだ「パン屋を襲う」の姉妹版みたいな絵本で総ページ数80ページの短編です
ある日通いなれた図書館を訪れた青年は一冊の本を探して初めて地下室に案内されます、そこで一人の老人と出会い更に地下奥深くの部屋に案内されますがそこで監禁され一ヶ月間で本三冊の暗記を命じられます、しかし、指示に従っても結局脳みそを吸われて殺されることを知ります、食事を運んでくる謎の美少女に勧められ老人の使用人の羊男も誘って脱出を図りますが果たして・・・・
この小説も不条理がテーマです、
人は不条理に接するとその不条理となんとか折り合いをつけようとあれこれ考えます、たとえば深層に潜む真理だの教訓めいた意義だのです、しかし、それらは何の意味もなく作者の気まぐれなのかもという不安も含まれます
そこが人を惹き付けるのでしょうね
本を読み終えて甘泉園公園に来ました
帰り道穴八幡宮の鳥居の足元には蛇と亀の銅像があしらわれています
穴八幡宮
もうヤマアジサイが咲きだしました