グローバリストで多文化共生主義者の安倍総理は、欧州の後追いをして一億総活躍とか女性の活躍とかの掛け声でいろいろな政策を打ち出しています。
先月「国際女性会議WAW!」という会議が東京で開催されました。
WAW!とは、World Assembly for Womenの略称で「ワウ!」と呼びます。
日本の女性分野に関する取組を国内外に発信するため、安倍総理大臣のイニシアティブで2014年に第1回目のWAW!が開催されました。
女性の割合の数値目標や、政府調達にも女性“活躍”度を反映させるという、実力無視、男性差別のような法律、女性活躍推進法も作りました。
私はこういうのはイスラムの男尊女卑と対をなす極端な法律だと思っています。
女性は、毎月の生理や出産以外にも、普通に体力的に男性より劣ります。(個人差はあるので一般論です)
仕事をするうえで体力がものを言うことは多々あります。デスクワークでも同じです。
またレスキュー活動などで救助後の保護には女性も必要ですが、レスキューそのものは男性が優れているに決まっています。
力があるからです。それは成功率に直結しますし、私たちの信頼感にも繋がります。
あなたがはしご車で来た消防隊員に抱えて助けてもらう時、又は溺れているときにロープで助けに来てもらう時、女性と男性の隊員のどちらがいいですか?
そう考えればわかるはずです。
物を抱えるときの重量制限や危険物への対応など、女性の方が法律で守られています。
女性を雇うと営利企業はやはり不利を蒙ることが多いのですが、公務セクターではそれが納税者に跳ね返るだけ(吸収されて目に見えないということ)です。
実は国際比較があるのです。
公務セクターにおける女性の就業状況と子育て支援環境 (新 谷 由里子) から見てみます。
全産業に占める公務セクター(公務員など)の割合が、日本は極端に低いのです。
デンマーク、ノルウェーなどは35%近くあり、日本は7.9%、 韓国の7.6%の次に低いのです。
そして全産業と公務セクターとでそれぞれの女性比率を見ると以下のようになります。
全産業を見ると日本は42.8%で、最低のメキシコ38.5%と最高のエストニア49.3を見てもそれほど大きな違いはなく、日本の全産業での女性比率は普通だと言えます。
ところが、公務セクターを見ると、スウェーデンの71.8%を筆頭に女性の比率が6割を超えるような国が多く、日本は41.9%と最低で、そのうえ全業種よりも公務セクターの女性比率が低い唯一の国となっています。
公務セクターは全産業で見ると少ないにもかかわらず、この部門でも女性を増やしたいのは、ここが日本の増やせるところで、他国より見劣りすると思ったからかもしれません。
ですが、無理に増やさなくていいのです。実力で淡々と採用して欲しいです。
どうしてそう言うかというと・・・
こちらの表をご覧ください。
日本は、人口一人当たりの公務員数が少ないのです。
これで何とか回っているのは(無理を強いることができる)男性の比率が他国より多いからかもしれません。
休みが多く体力的に劣る女性を増やしたいなら、公務員の数を増やさないといけないということも私たちは知っておくべきでしょう。
男女平等について、同感したブログを紹介したいと思います。
女の「男女平等!」って矛盾しすぎ、無理に決まってる(ドイツ発 雨宮の迷走ニュースさま)
私の憶測ですが、“不平等な男女平等”は男性から同胞女性を守ろうという気力を無くすんだろうなと思います。(妻や彼女以外はどうでもいいやと思うでしょう)
女性は男性を頼らず、男性も女性に対して定められたこと以外は気配りをしない社会では、女性が自然とムスリムの性犯罪の餌食になるのではないかと、そんな気がしました。
男性の賃金を低くしたいために女性を無理に働かせようとしているという説もあります。
これは途上国の姿とも重なります。
子供も含めてみんな働くという、“みんなが輝く社会”です。
家族全員が分刻みで歯車のように活動するというのは、昔の奴隷一家の姿です。
家族の中にニュートラル的な人がいることで心の余裕が生まれます。
男性が虐げられ、自信をなくす社会は弱体化すると思いますし、私は望みません。
行き過ぎた女性優遇は社会を弱体化させる戦略ではないかと思ってしまうのです。
これに関連して紹介したいブログが他にもありますが、長くなるので次回にします。