不法移民に寄り添うオバマ大統領の悪巧みが頓挫したようですし、
イギリスでは、グローバル主義の権化であるEUからの離脱派が辛勝したようです。
ーなぜ離脱派が支持されたのか?
巨大になったEUの官僚体制への不満、ユーロ圏経済の混迷にみる先行き不透明感、難民問題に対処できずおろおろするEUといった、EU自体への不満に加え、国民に強い危惧感をもたらせたのが、移民流入問題だ。
(英国がEU国民投票で離脱を決断へ ―疑問点をまとめてみました 小林恭子 | 在英ジャーナリスト 2016年6月24日)
移民どころか、受け入れても負担にしかならない難民まで押し寄せてとんでもないことになっているのが欧州です。
外来種問題は動植物の場合「駆除」でしか今のところ成功していないことを考えると、人間の場合それは無理で、移民問題で壊れていく欧州は手の施しようがないと思います。
特にイスラム教徒の増殖は脅威であり、キリスト教が衰退する中、教会が居抜きで買われてモスクになったりして勢いが止まらないようです。
このような惨劇を見て、考える力のある人間ならそうならないよう違う道を歩むのです・・・
が、安倍総理は移民政策だと看破されないように指示を出しながら、着々と移民受け入れ政策を進め、後戻りできないところまで急げとばかりスピードアップしています。
・優秀な留学生や海外学生が卒業後に積極的に我が国で活躍できる取組を強化する必要がある。
・在学中の初期段階から就職を見据えた準備を進めることが出来るよう、留学生等の意識向上を図るための具体的手段を検討する。
・留学生の国内就職実績が受入れ大学の評価となり、より就職意識の高い留学生の受入れと、就職支援体制の整備につながる好循環を作り出すべく、実績公表のための仕組みを検討する
・経済・社会基盤の持続可能性を確保していくため、真に必要な分野に着目しつつ、中長期的な外国人材受入れの在り方について、総合的かつ具体的な検討を進める。このため、移民政策と誤解されないような(誤解じゃないだろう!)
仕組みや国民的なコンセンサス形成の在り方などを含めた必要な事項の調査・検討を政府横断的に進めていく。
(平成 28 年1月 25 日 産業競争力会議 13・14頁から抜粋)
難民じゃないし、高度人材ならいいんじゃないか?
そういう意見があると思います。
しかし、以前ブログ記事でも指摘した通り、単純労働者と高度人材の区別をなくし、その時の社会情勢で高度人材の職種が決まることになっていくのです。
単純労働者は野蛮で下劣で不衛生な世界を持ち込み、治安を悪化させ私たちの富を奪います。
これはこれで破壊力があり、恐ろしいものです。
しかし、高度人材はうまく社会の制度に乗ってその国を乗っ取る能力があるのです。
例えばオランダ。
人口1700万人のうち、欧州で最多の比率を誇るイスラム教徒を抱えています。
6%ですから100万人です。
労働党の国会議員であった2人のトルコ移民ムスリムが離党して(追放された)、Think Partyを結成しました。
彼ら2人の移民は移民のための政党を立ち上げオランダではなく移民のために活動しているのです。
高度人材に分類されるトルコ移民の国会議員
トルコのエルドアン大統領を支持し、反ユダヤ主義を掲げ、年金を北アフリカ諸国や中央アナトリア地方まで送ることができ、児童手当も移民の出身国まで送ることができることを目指しています。
また、移民に対して十分に敬意を払わないオランダ市民を登録して公表する「レイシズム・レジスター制度」(性犯罪者のリストのようなもの)を提唱しています。
(参照: BREITBART 25 May 2016 / 極東ジャーナリズム 2016年5月26日)
自民党の助けを借りて、日本にはもう同じことをやっている民族がいますが、そういう外国人をもっと増やすこと、これが安倍総理の猪突猛進する移民政策です。
自分で考えてやっているなら、唆されているなら・・・です。
世界中が移民問題で騒いでいるときに、この問題を日本で論じることなく沈黙するメディア、きちんと政党の政策として賛成か反対か明示しない主要政党、日本はどうなっているのかと思います。
(維新政党・新風は入国管理の強化を政策に掲げていますが)
TPPは共産党が反対していますが、それ以外はほぼ賛成で、選択肢がありません。
きっと欧州も移民を入れ始めた当初は日本みたいだったのかもしれませんね。
でも日本は惨劇を見ることができたのです。欧州より有利なのに、どうしてその貴重な見聞を生かすことが出来ないのか、安倍総理の保守層を騙す単純な手口にいつまでも引っかかっているから、正論を言う人が出てこられないのです。
今月取りまとめた日本再興戦略の資料から外国人関連をお示ししておきます。
日本に留学させてそのまま就職させようという計画です。これは移民と言います。
あらゆる分野に外国人を進出させる努力がまだ足りないという意味の資料です。
とにかく外国人を今後もあらゆる分野で入れたい。
だからまたまたビザの緩和。
実習生が逃げようが、客船から逃げようが、外国人犯罪があちこちで頻発しようが関係ない。
喉から手が出るほど外国人が欲しい~!
by 安倍総理