・トルコのエルドアン大統領は、「イスラム恐怖症(または嫌悪)」は人類に対する犯罪だと宣言したいと述べました。

・メルケル首相の「イスラム教国」ドイツでは、大みそかのケルンの難民による大規模性犯罪事件について、ノルトライン=ヴェストファーレン州の内務大臣が、警察の報告書からRAPEの文字を消すよう要求していたことがわかりました。

・そして、すっかりムスリムにひれ伏していて、しかもエルドアン大統領の機嫌を損ねたくないメルケル首相は、エルドアン大統領を風刺したコメディアンを外国要人への侮辱罪で捜査することを許可しました。(トルコが起訴することを求めドイツ政府が許可した場合のみ適用される罪です。なので、外国の干渉を招くとして政府の許可に反対する声が出ています。)

・ドイツ西部のビンゲンでは、難民収容センターに住むシリア人と名乗る難民の男が、お世話になっているセンターに放火して極右に見せようとカギ十字の落書きまで残していました

(ここからはTNE NEW OBSERVERから)
事件が起きたラインラント=プファルツ州の社会民主党(※)所属のMalu Dreyer首相は、統合大臣を伴って現場に急行、「ショックで恥ずべきことだ。外国人を嫌い暴力に訴えることは言語道断である。私は民主主義と寛容と開かれた社会の味方だ!」、メディアは大々的に極右の犯行として報道しまくっていました。(※ ケルンでレイプの字を消すよう警察に命じた内務大臣もこの党所属です)

 

現場へ急行FB

 

 


難民の犯人が逮捕されたという警察発表は、まさに彼ら左巻きたちが集団で、自警団を繰り出し見回りをしようとしていた数時間前でした。

同じ頃ニーダーザクセン州のヴィンゼンでも17歳の難民が自分の住む難民収容センターに放火しています。

難民に気を使い、トルコの機嫌も損ねないように、自国内の民主主義を捨て、シャリア国家へ着々と進むメルケル首相、もうイスラム社会に逆らえないのではないでしょうか。



次は、海の向こうイギリスの話です。

イギリスの内務省( Home Office)は、外局、検査機関、公共団体からなっていて、そこの公共団体の中に平等人権委員会 (Equality and Human Rights Commission=EHRC)があります。
今回は2003~2012年までこのEHRCトップを務めた Trevor Phillips(トレヴァー・フィリップス)氏のサンデータイムズの記事を紹介したものです。
内容はテレビでもチャンネル4で4月13日放送予定です。

フィリップ氏は労働党支持者でもありますので、左派系と考えていいと思います。
THE NEW OBSERVERから転載します。

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NEWS UK: Ex-Race Police Chief Warns on Islam APRIL 10, 2016

 

 

フィィップ氏

 

 

 

トレヴァー・フィリップス氏

記事の中で、フィリップス氏はムスリムの浸食を危険だとする国家主義者の感情を当初は非難していたこと、そして、将来の英国に起こるであろう悪夢の到来を無視したことを嘆きました。

「これを予想できなかったということではないのです。何度も警告となるサインを見逃してきたのですから。」と彼は認めています。

「20年前、私は『イスラム恐怖症:私たち全員への課題』というレポートを提出しています。
私たちは、新しいコミュニティの到着がもたらす真のリスクは、イスラム教徒への差別だと考えていました。」

「1996年の我々の調査でも今の事件と同様のことがたくさんありました。しかし、ほとんど他が悪いことにしていました。」

初版は“Runnymede Report”の一部として1997年に発表されました。そこでは、イスラムフォビアという言葉は一般語となり、西欧社会でイスラム教徒の侵入に疑問を持つ誰に対しても、破壊力を持つ語調を帯びるようになりました。
イスラムフォビアという言葉について、イスラム教徒への偏見という彼の予言が間違いだったという証明だけでなく、約20年間英国で蔓延っていた暴力的な社会騒擾もその言葉のために隠されて、見えなくされてしまったのです。

「我々は2020年までにムスリム人口が200万人近くになると予測していましたが、100万人少なく見積もっていました。(300万人になります)

「ムスリムにとっての致命的な脅威は、民族差別と社会からの除外だと思っていました。
我々は、2001年の北部のいくつかの都市で起きた紛争を全く予見できませんでした。
もちろん、9・11のテロも、マドリッド、パリ、イスタンブール、ブラッセル、ロンドンのテロも全く想像もしていませんでした。」

フィリップス氏は、ムスリムが統合する気がないこと、ヨーロッパ人になる気がないことを認めました。

「長年にわたり、ヨーロッパのイスラム教徒たちは、最初の移民のように、徐々に先代とは違う様式に慣れ、宗教、文化を少しずつ手放して、英国の混じり合った多様性の中にうまく溶け込むと思っていました。
私はもっとよく知るべきでした。」そう彼は書いています。

非白人のギャングによる白人少女へのグルーミング(手懐けて性奴隷にする事件)に関連した政府の方針からの劇的な離脱、(たぶん彼が黒人であるために言いやすいのかもしれませんが)この犯罪は(白人への)憎しみだけからきていると厳しく非難しました。

「ムスリムの男たちによる白人少女への侮辱は、ロザラム(※)、オックスフォード、ロッチデールその他で起きた最近の事件で注目を浴びています。(※ tfj*lo* 様のブログに詳しく出ています)
しかし、これは単に、英国のムスリムコミュニティの中で深く根付いた性差別主義が、反映しただけなのです。」

フィリップス氏はこの状況に対するほとんどの責任は、西側支配層にあると言います。彼らの妥協しない姿勢が、修復される保証もない新しい世代にそのまま持ち越されているのだということです。

「奇妙にも、国家の中に存在する国家ムスリムコミュニティの拡大に取り組む最大の妨害は、ムスリム自身によって作られているのではないのです。」と彼は書いています。

「政治・メディアのエリート層(多様性に富んでいませんが)は、真実を認めることを単に拒否しています。
望ましくない行動なら何もかも貧困と疎外感を理由とします。
『暴力的な過激主義への支持はアメリカ人の責任でなければなりません。』
『女性への抑圧は時間とともに無くなる文化的な特徴です。イスラム教の本質とは関係ありません。』
幾重にも出てくるその反証と、リベラルな英国ムスリム少数派の不安に直面するときでさえ、賢く、要職にいる人々は、『英国にいるイスラム教徒は時が来れば私たちのように生きる方が良いと思うようになります』という考えにしがみついているのです。」

この問題を解決できる唯一の解決策は、すなわち集団国外追放と国境封鎖、非白人で極左の立場(そこからは締め出されるでしょうが)であるフィリップス氏の主張、彼は変わったのです。
時代は変わりました。そしてそれは、多数の人々が、自分たちの国が壊されていることにいつまでも無関心ではいられないことを示しています。

波線END

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こういうドイツや英国の状況、そしてたぶんイスラム教徒の味方だった人が、よく知ったうえでの苦渋の心変わりをしたことなど、大変に重みのある発言だと思いました。

イスラム教徒の移民に何の抵抗もない支配層の人たち、そして被害を受ける日本の国民にぜひ考えてもらいたいと思いました。