先日紹介したハンガリー人のオルバン首相の感動的スピーチですが、その中にポーランド人はハンガリー人とともにどう対処すべきか知っているという件(くだり)がありました。

昨年総選挙で勝利し、政権を握った「法と正義」党について、第2のハンガリーになるのではないかという指摘もあったようです。

政権の座に就いた、法と正義党、ポーランドのベアタ・シドゥウォ(Beata SZYDŁO)首相の
昨年11月の記者会見の写真です。

 

シドゥド

 

 

前政権が受け入れを表明していた難民の割り当て4500人について、パリのテロも考慮して受け入れられないと語っています。
そして、この問題について欧州はもう一度よく話し合うべきだと言っています。
また、記者会見時に今まで自国ポーランド国旗とEU旗を掲げていたのを、EU旗を下すよう命じたとのことです。理由は、政府の声明を読み上げる場では美しい白と赤の旗を掲げるよう取り組んでいるから、ということでした。



その、外国人より自国民を守るポーランドのベアタ・シドゥウォ(Beata SZYDŁO)首相が、今度もブラッセルでのテロを受け、難民を受け入れないと宣言しました

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NEWS Brussels: Poland Refuses Invaders MARCH 23, 2016 THE NEW OBSERVER

ベアタ・シドゥウォ首相は、ブラッセルでのテロを受け、現在は非白人難民の受け入れは拒否すると声明を出しました。

ポーランドの前政権時に交わした、メルケル政権主導で決められたEU内での難民分配策合意を撤回するということです。
 

superstacja
Superstacjaのインタビューに答えました。

「いまのところ、どのように難民を受け入れるのか見当もつきません。」

「前政権が難民受け入れを請け合いました。それは自分の意思でポーランドに来ることが出来る何千人かの人々について、合意したということです。
28EU加盟国が再配置(分配)を通じてこの問題を解決しようとしたのです。」

「しかし、はっきり言いますと、現在の状況を勘案して、どうやって難民を受け入れるのか見当もつかないのです。」

彼女はメルケル首相が、移民の大量受け入れ策を導入してヨーロッパに呼び込んだことを強く非難しました。

そして
「しかし、難民をヨーロッパに呼び込んだのはポーランド人ではありません。
私たちは戦争によって命からがら逃げてきた人々の問題を理解しています。
彼らに助けが必要なことは理解していますし、助けたいと思っています。
私たちのスタンスは初めからはっきりしていました。
私たちは彼らを助けるためにお金を使う用意はあります
しかし、ヨーロッパに流れ込んでくるテロリストも含む大勢の移民たち、
彼らがただ、個々の暮らしを向上させたいがためにやって来ることに手を貸せというならば、
それは受け入れられません。



さらに、ポーランド政府報道官Rafał Bochenek氏は、中東から入ってくる難民のチェックが効率的に行われていないことを指摘し、

「我々は、杜撰なチェック体制によって西欧で起きている様々な問題をポーランドに持ち込むことは許しません。これらの問題からポーランド人を守りたいと思っています。」と述べました。


これより先に行われたCarnegie Europe magazineとのインタビューで、ポーランドの外務大臣Witold Waszczykowski氏は、次のように述べています。

「難民をポーランドに定住させることは出来ません。
(もし受け入れたら)私たちは何をすることになっているのでしょうか?
彼らを難民キャンプに留め置くことでしょうか?
彼らはポーランドに住みたくありません。
ポーランドのことを知りません。」

「彼らは、ポーランド政府の給付金で一人当たりひと月€100(≒\12,500)もらえることを知っています。
ベルギーなら、1日€60(≒\7,500)です。
しかし、問題は別にあります。国境の開放と仕事がないことです。」

「ドイツ、英国に200万人の若い移民が住んでいます。
そしてポーランドには150万人の失業者がいます。
だから私はシリア人にこういうことなら言えるでしょう。
『ようこそ、しかし、あなたはここで何をするつもりですか?
路上生活ですか?』
 」

法と正義党が10月の選挙で政権を握る前、前政権が2年間で7千人の難民受け入れを決めたため、現政権も渋々その合意を受け入れました。
しかし、ブラッセルのテロで政府は分別を無くしてしまいました。

政府の報道官は、大量移民流入に関連した安全上のリスクを消し去ることは不可能であり、ポーランド政府にとって最も重要なことはポーランド人の安全であるということを、EUが示してくれた、と語りました。

波線END
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自国民より外国人を守る国のリーダーというのは、移民がうろついて自国内が混乱することで利益を得る誰かと、利権を共有しているということが考えられます。
グローバル企業や武器商人などいろいろいます。

この記事内で外務大臣がインタビューに答えているところがあります。

問: 難民受け入れに合意したら、あなたの評判が高まりますよ。
外務大臣: 私は、良い評判を得るために外交を行っているのではない。国民の利益になるための外交を行っている。

こう答えているのです。
涙が出るほど感動しますね。今の日本の政府内には一人もいないでしょう、こういう政治家は。
(知事レベルでも、舛添氏などは都民より韓国人のために都政を私物化していますしね)

在日外国人が、日本人相手に差別されたと裁判を起こし、日本人に危害を加えても不起訴でのさばったりして、日本人いじめが国内で進行中なのに、私たちばかりが我慢を強いられ、悔しい思いをしています。

西ヨーロッパは自国民を痛めつける政府が政権党ですが、旧ソ連圏だったために洗脳が短い中欧、東欧には正気を保っている政権党が存在しています。

周回遅れで西欧の真似をしようとする日本政府、
西欧リベラルの手法を真似る日本の反日左翼、
彼らに騙されないよう、私たちがヨーロッパの現状を知ることはとても大切なことだと思います。