今日の天気が雨だとします。
天気予報が明日の天気を晴と言いました。

翌日の朝、天気の回復が遅れ、まだ雨がかなり降っていました。でも天気予報は晴のままです。
こういうことはよくあることです。

その時にあなたは傘もささずにずぶ濡れで出かけますか?傘を持ってない女の子
それとも天気予報ではなくて実際の天気を見て傘をさして出かけますか?雨

移民反対

安倍総理は移民反対と言ったのでそれを信じると言う人は、雨なのに晴という天気予報を信じて、自分の目で見る情報を信じず、ずぶ濡れで歩いている人と同じです。

今までもたびたび留学生、技能実習生、高度人材外国人などについて書いてきましたが、政府はこれらをますます強化しようとしています。
特に力を入れているのが、日本社会に馴染むように留学してそのまま日本で就職することです。

子育て支援などで喜んでいる人が多いですが、これは外国人の妊婦や子供も対象であり、日本人が彼らと同じ土俵で競争に晒されることと同じです。
今までは貧しくて教育を受けていなかった外国人が日本のお金と資産を使って日本人のように生活をするのです。
日本のお金で日本人の競争相手を育て上げるという馬鹿げた行為です。
それと同時に、先祖が作り上げた日本という住みやすい国を民度の低い(※)外国人に解放しているということです。(※民度の低い:犯罪率やマナー、衛生面、環境保護等日本は世界で最上類の国に入ると思います)

外国人は日本で支援を受けながら日本人と同等の生活をして、だいたい二か国語できるので、日本人の子供よりも有利であり、就職等将来の生活レベルが上に行く可能性も多々あります。
特にグローバル化が好きな企業では積極的に採用するのではないかと思います。

企業は自社で人材育成すればいいものをコストがかかるので、国に働きかけ外国人留学制度を作らせているのではないかと思います。(技能実習生も同じ)
外国人を留学させれば日本の言語風習が身に付き、そのまま採用しやすいです。
政府も就職までしてもらい日本に定住すれば人口を維持できるということで両者の思惑が一致しています。

以前書いた記事(グローバル人材育成とは外国人を日本の税金でグローバル人材にしてあげること。(後編))を見ていただけると事業の内容がわかりますが、文科省は来年度の外国人留学生関連予算の増額要求をしています。
来年度の要求内容について少し見てみます。(予算要求の資料から一部貼り付けます。)

<日本人用の留学関連予算>

予算日本人

前年同様日本人向けの方が少ない予算です。
そして、この表内の双方向交流の推進による日本人学生の海外留学促進・協定受入型5千人(今年度)から1万人(来年度要求)にするというのは、日本人の数ではありません。外国人を受け入れる数です。下の<外国人用>の中に再掲されています。


<外国人用の留学関連予算>

予算外国人

来日前予約採用奨学金新設、2500人分とありますが。何ですか?外国人にそこまでするんですか?
それから、日本人は大学院等への留学を今年の250人から300人へ増額要求していますが、外国人留学生は1万1,263人支援です。多いですよね。

そして見逃してはいけないのが、
〇受け入れ環境づくり、卒業・終了後の社会の受け入れの推進
住環境や就職支援事業を新規で要求しています。

やじるし これが政府の目的です。
これを移民政策と言わずになんというのでしょうか?

以下に2つ、外国人の日本での就職について現状を紹介します。

1つ目は、外国人が在留資格を「留学」から「就労関係」に変更した報告です。このようにすでに留学生がそのまま日本で就職をしていることがわかります。
これでも少ないと思うからこそ、来年度に就職支援の予算を要求しているのです。

2つ目は、外国人看護師の日本への定着が予想よりも少なくてそれが問題だと述べているニュースです。この制度は外国人の日本への定着を願っている制度なのです。

平成25年における留学生の日本企業等への就職状況について 平成26年8月1日 法務省入国管理局

平成25年に留学生が本邦の企業等への就職を目的として行った在留資格変更許可申請に対して処分した数は12,793人(注)(前年比1,095人増)うち許可数は11,647人(前年比678人増)で,いずれも前年と比べて増加しました。許可率は91.0%で前年と比べて微減でした。
国籍・地域別許可数の上位5か国は,(1)中国7,637人(2)韓国1,227人(3)ベトナム424人,(4)台湾360人,(5)ネパール293人で,アジア諸国が全体の95.0%を占めています。


NEWS看護師など目指すベトナム人 日本語研修終える  2014年(平成26年)12月9日[火曜日] NHK

EPA=経済連携協定に基づき、日本で看護師や介護福祉士として働くことを目指すベトナム人が来日前の日本語研修を終え、8日、修了式が行われました。

日本語の研修を受けていたのは看護師や介護福祉士を目指す179人で、首都ハノイ近郊にある研修施設での研修を終え、8日、修了式に臨みました。
式では、厚生労働省大臣官房国際課の谷俊輔課長補佐が「日越両国の看護・介護分野の発展のため努力を続けてください」と激励しました。
そして、候補者の代表に修了証が手渡されました。
日本はEPA=経済連携協定に基づき、ことしから看護師や介護福祉士を目指すベトナム人を受け入れており、今回、研修を終えた候補者が第2陣となります。
候補者らは日本語能力試験で日常会話が理解できると認められることが必要で、この1年間、寮生活を送りながら、日本語の学習を続けてきました。
日本語能力試験に合格すれば、来年5月末にも来日し、その後は受け入れ施設で働きながら、看護師や介護福祉士の資格の取得を目指すことになります。
EPAに基づく外国人の人材の受け入れを巡っては、すでにインドネシアやフィリピンからも看護師や介護福祉士の候補者が来日していますが、国家試験に合格する人は限られているうえ、その後、帰国する人もいて、人材の定着が課題となっています。
波線転載END


国の根幹を揺るがす大事な移民政策を国民に正面から問うこともせず、こっそり進める政党を私は卑怯だと思います。

それと同時に、見える情報がたくさんあるのにそれを見ないで言葉を真に受ける国民も愚かだと思います。(移民賛成なら利口と言えますが・・・)