NEWS JAほこた 組合長が辞任 2014年08月29日 NHK
JAほこたの三保谷二郎組合長は、農家が外国人の農業実習生に残業代などを支払っていなかったとして、実習生の受け入れ停止などの処分を受けたことの責任をとって、辞任しました。
この問題は、JAほこたの組合員の45の農家が、おととし8か月間にわたって中国人などの農業実習生110人に残業代の割り増し分などを払っていなかったもので、東京入国管理局は、このうち27の農家について、平成29年まで実習生の受け入れを停止する処分を行いました。
この問題を受けて、三保谷組合長は、29日開かれたJAほこたの理事会で、問題の責任をとって29日付けで辞任する考えを示し、承認されました。
この問題を巡って、三保谷組合長は、自身も実習生に残業代などを支払っていなかったことが指摘されています。
理事会の後、取材に応じた三保谷氏は「JAのことや自分自身の未払いの問題で、皆さんに大変なご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。今後は一農家として協力していきたい」と話していました。
一方、JAほこたの日向寺和男代表理事専務は「同じような問題が起きないように農家への指導を徹底する」としたうえで、処分を受けていない他の組合員の農家では、引き続き実習生を受け入れていく考えを示しました。


外国人技能実習生に頼らない経営をしていくと言っていた組合長が辞任して、今まで通り実習生を使う農業経営をしていくということに落ち着いたようです。

この制度の関係官庁が人と物の動きがあればあるほど儲けが大きくなる業界を保護する役所なのです。すなわち自分たちの仕事も増え、天下り先も増えるのです。

技能実習は機密性のない技能だからいいだろうというのは大間違いで、熟練した技能はとても重要なものなのです。
それを日本人ではなくて外国人に受け継がせていくという、大げさですが、「産業スパイ養成制度」、それも日本のためのスパイではなくて、日本が盗まれる側になる制度を日本政府が運営しています。

そして、外国人が母国で活躍してその国が成長することが目的らしいのですが、そこで同時進行しているのが、国境の垣根をなくして世界中で自由競争をしようという取り組みです。TPPなどもそうです。

すると日本の産業が競争する相手は、自分たちが技術を伝授した相手です。
こんなばかばかしいことってありますか?*

日本の農地は土地の整備や水の確保に多大な税金を投入しています。
この水が重要なのですが、国や自治体の税金と農家(受益者)が負担しています。

同じ残業をして、日本人だけ割増賃金なし、外国人技能実習生だけ割増賃金あり
という日本人差別をして後継者に日本人が来たくなくなるような政策を推し進めていますが、
それの行き着く先は、後継者不足です。ただでさえそうなのにそれに拍車をかけている日本政府です。

そして、企業が農業に参入出来るように法改正をして企業が入ってきています。

今後農家に代わって企業が農業をやるようになると、そこに従業員が必要になります。
安く使える人を探します。
今はダメでも、外国人を従業員とすることができるように法改正や制度改正が行われると、外国人が農業を実際するようになります。技能実習生経験者などうってつけです。

昔大地主が小作人を使って利益を独り占めしていましたが、同じような構図が出来上がります。
国や自治体と農家がお金を出して作り上げた立派な農地を資本家が取り上げることができるということです。

これが、産業界が望んでいる日本の農業だと思います。
資本家にやりたい放題させていいのでしょうか?

話しは飛びますが、公務員には身分保障をして、その代り退職後の自由もある程度制限することが必要だと感じます。(年金をもらいながら離島や国境の町に住む義務とか)

彼らは(特にキャリア)は定年まで勤められません。そして人間の寿命も延びました。
公務員を辞めた後働かなくてはいけません。民間企業に行くならば、民間企業が喜ぶことをしないと就職できません。

例えば、外務省の大使なども外交そっちのけで、よりよい天下り先を探すのが仕事になります。民間企業とばかり親しく付き合い、その言うことを聞こうとします。国益なんかどうでもいいのです。
人間だれでも自分が一番かわいいのです。自分の子供の就職も面倒見てもらいたいですしね。

多くの公務員が、国民や国ではなくて、自分が生きていくために仕事をするようになると、お金をくれる資本家の意向を気にします。これは途上国では当たり前のことです。
多文化共生や貿易量を増やして、本来しなくてもいいの移動を際限なく増やす方向に行くのです。
治安が悪くなれば、警備会社が儲かります。刑務所が増えて雇用が生まれます。
お金が動き回って楽しい限りですなるほど
私達と見えているものが違うということです。

もちろん国益を考える公務員もたくさんいますが、資本家と政治家はグルですから、資本家の覚えが目出度い人が重要ポストに就くことになります。

資本家も日本人とは限りません。
たとえ日本のがデータ上うまくやっているように見えても、そこに住む日本人が弱っていきます。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
ひとこと  2015/01/30 追記

今日偶然見つけたのですが、私の技能実習生に対する考えたかを
「こういうとんでもないズレを無くすにはどうすればいいんだろう、と思ってしまいました。」と批判しているブログがありました。

「ヘイトスピーチ」を扱った偏向報道丸出しのNHKクローズアップ現代を称賛していたので、どういう思想の持ち主かはわかりますが、たぶんお互いに理解できないだろうなと思います。

まだお若いようですが、もし日本人であるならば(違うならこの先を読む必要はありません)、今後そういう社会で辛い思いをするのは私ではなくて、自分達なんだという想像力がないことを可哀そうだと思いました。

根はやさしいのかもしれませんがね。
世界中の人達が生存競争をしていることに気づいていないのでしょう。

出稼ぎ外国人たちは、ものすごい情報網を持っています。兄弟でそれぞれ違う国で就労なんていうのもよくあることです。
どこの国が自分たちに有利か、言い方を変えれば、「甘っちょろいか」研究しているのです。
(私の家の使用人もそうでしたから、よく知っています。)
生きるためなのでそれを悪いとは言いません。嘘もよくつきます。理解していなくても「わかった」と言います。

しかし、実際実習生に関わっている社会人でもないのに、外国人の言い分ばかりを素直に信じて擁護するのは、気の毒なくらい騙されやすい日本人の典型例です。

ネットもなかったということもあり、私も最初は、あなたのような考えでした。そして、視野を広げるたびに間違いに気づき、こういう考えに至ったのです。
視野を広げてください。