総理が明言 国家公務員の女性採用来年3割に(07/13 15:26)
ANNニュース

安倍総理大臣は、「来年採用する国家公務員の3割を確実に女性にする」と強調しました。

 安倍総理大臣:「まず隗(かい)より始めよ。来年採用される国家公務員の3割は確実に女性にしていきます」
 安倍総理は、昨年度で総合職の24.2%にとどまっている女性の採用割合の引き上げを明言しました。また、女性の登用を実践した企業に対し、政府の発注する事業の受注機会を増やす考えも示しました。さらに、9月に開かれる、世界で活躍する女性を集めた国際シンポジウムで、「日本が発信源となって、女性が輝く地球を実現していく」とアピールしました。


はっきり言って、安倍さんバカじゃないかと思います。はこ怒る

国家公務員は税金で働くわけで、成績順に上から採用してもらわないと困ります。
上から順に採用すると女性が24%しかいないので、成績が上の男性を不合格にして、その男性よりも成績の劣る女性を6%繰り上げて合格させるということでしょうか?

すごく不公平不公正で、国民に対して不誠実だと思います。
また、もし女性が合格圏に5割いても3割にしてしまうことができるわけです。

また驚いたのが、政府発注事業の受注においてその企業の女性登用実績を判断材料にするということで、頭大丈夫?という感じです。

政府の事業はもちろん税金で、国民の安全や安心や利便性を追求した最高の受注ができる企業を選ぶことは当たり前のことです。

技術力、価格、将来の瑕疵に備えての対応能力、信頼性、などが選択する基準になると思うのです。

自分で家を買うときのことを想像してみてください。
有名メーカーである、過去の実績から信用がある、技術力が優れていて欠陥住宅でない、アフターサービスが充実している、などを考えると思います。(立地や金額ももちろんです)

「女性の登用に積極的だからここで家を買おう。」というバカが世界のどこにいるのでしょうか?

大事な税金を最大限有効に効果的に使うことが一番大事です。

例えば建設会社、男性が多いですが実績のある大手ゼネコンよりも女性で固めたベンチャー企業の方が有利な仕組みにするのでしょうか?
国民の財産や人命を軽視した公共工事の入札は恐ろしいことだと思います。

男性が多いというのは男性が向いているということでもあります。頭がいい悪いではなくて、私は体力が男性の方が勝っていることが原因だと思っています。あと厳しい現場で働けるとか。
そういう現場に無理やり女性を入れると女性も大変ですが、男性にもその分しわ寄せがきます。それで同じ給料ですか?

男性も自分の妻のためにより多くの労働をすることは構わないでしょうが、今やライバルか、もしくは自分より優遇されている赤の他人の女性のためにしわ寄せを被ることは嫌だと思うはずです。また男性の妻も夫の職場の女性ができない分を自分の夫が被らされて、残業や休日出勤(それも残業代0)が多くなると健康面でも心配で面白くありません。

アファーマティブアクションとポジティブディスクリミネーションを組み合わせて、日本ではポジティブアクションというそうですが、政府が根拠にしているのは以下の提言からです。
これをさらに進めて安倍政権が2020年までに女性の登用や採用に目標値を定めました。
一応言葉の意味だけ見てみます。

ポジティブ・アクションのための提言
厚生労働省発表  平成14年4月19日

ポジティブ・アクション」とは
 「ポジティブ・アクション」とは、固定的な性別による役割分担意識や過去の経緯から、男女労働者の間に事実上生じている差があるとき、それを解消しようと、企業が行う自主的かつ積極的な取組のことです。
 ポジティブ・アクションは、単に女性だからという理由だけで女性を「優遇」するためのものではなく、これまでの慣行や固定的な性別の役割分担意識などが原因で、女性は男性よりも能力を発揮しにくい環境に置かれている場合に、こうした状況を「是正」するための取組なのです。


明らかにこの政府の提言からも逸脱したことを安倍さんは行うと言っているようです。
以下の過去記事でも書きましたが、女性が輝くと言っても、総理はすべての女性の味方でも何でもないのです。
家事労働者(メイド)とは金持ち女性のために貧乏女性が仕える制度です。総理は本当に女性の味方?

本当の目的が違うから、女性に関しての発言が首尾一貫していなくて、国益を損ねることばかりやろうとするのです。
女性と言えば何でも通ると思ったら大きな間違いで、安倍さんこそ女性を蔑視して利用していると思います。はこ怒る