日本は間接民主主義の国です。
その方法として議会制民主主義を採用しています。
日本人全員が一堂に集まって話せないので当然でしょう。

国会ではまず与党にならないと政権を握れません。握った後は当選回数の多い議員が役職に就いたり大臣になったりしているようです。(常日頃から当選回数が多ければ党でも重要視されています)
総理大臣は与党の党首が国会で多数決によって選ばれています。

当選回数の多い議員を思い浮かべてみてください。ほとんどが地方選出議員です。
世襲を含めた地縁血縁、有権者の流動性のなさ、政策より顔見知りかどうか、日本のことより地元にいかに美味しい思いをさせてくれるか、こういったことが投票の決め手になります。

それと反対なのが都市部の選挙区で、何度も当選するのは厳しいです。

当選回数の多い議員を見てみます。ここにはありませんが、安倍総理は当選7回です。

当選回数の多い議員

保守っぽい議員さんもいますが、なんだか売国議員、中国・朝鮮半島の代議士かと間違うような議員がいっぱいいますね。服役後も当選した元犯罪者までいますね。
野党でも当選回数が多ければ力があります。

選挙には資金も必要ですが、最初だけなんとかして当選すればあとは集まってきます。財界や裏社会、政治権力を必要とする人たちと仲間になり、その仲間たちの代弁者になります。選挙区民には適当にお土産や利便を図ってやり、愛想よくしていれば単純な有権者はいつまでも投票してくれます。都市部では通用しないやり口だと思います。

一旦権力を握ったらやりたい放題です。選挙時の票集めは税金をばら撒いたり、法律に手を加えたりという合法的な「買収」手段が使えます。

日本人がマスコミに洗脳され、また娯楽やスポーツや的外れなニュースの氾濫で危険を察知できない状態に置かれている今、問題意識を持たない多数の有権者に訴えるのは大変なエネルギーが必要です。

こんな動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=GQTQom7ZSW8
質問者にも付け入られる隙がありました。安倍事務所の対応は横柄ではあるものの、正直だと思いました。
特に安倍事務所側のこの発言(7分35秒くらいからのやり取り)、
「(安倍総理は)国民全体の代表でも何でもないです。」 なるほどと思いましたよ。なるほど
安倍さんは、確かに山口4区(下関市と長門市)の代表なんですね。ご本人が国民の代表だと思わずに首相をやっていることがよくわかりました。

TVで移民反対と言いながら移民受け入れ法案を提出したことに対する抗議電話なのですが、安倍事務所側からは「意見があるなら国会議員に立候補したら?」「供託金の¥300万くらい1年で貯められる」と出馬を勧められていました。sei

国会議員はきっちり何人につき1人と決め、国政ですから選挙区を毎回変えてみたらいいのではないかと思いました。2度と同じ選挙区から出られなくてもいいと思うのです。地方独自の案件には地方議会議員が対処すればいいのです。
街頭演説とTV新聞ネットだけに選挙運動を限定すればそれほどお金がかからないかと。

耳触りのいいことを言って選挙で勝ち、あとは違うことをやる。これが出来てしまうのが日本の民主主義です。

それから公明党はあのように偉そうにするほど票を取っていません。弱小政党ながら与党に入ることで主張を通すのはなんだか卑怯な気がします。
まるで韓国のように文句をつけながら決して離れませんし、しがみついて自分の要求を通そうとします。自民党はなぜこれが切れないのか?切る努力をしないのか?

自民党は選挙の前後で別人のようになるので、有権者をだましているのではないかと疑っています。靖国参拝なんてチョロイものなんですよ。中韓が怒るので一番パフォーマンスの費用対効果が高いのです。これをもって保守だなんて、お人よしすぎます。

公明党が前面に出れば拒絶反応を示す国民はまだ多いです。本当はもう実質統合されているのに、分かれている方が有利とみて2党なのではないかと思っています。
保守層の意見を取り入れようと自民党がポーズを示し、公明党が横やりを入れ断念する、こんな茶番劇をやっているような気するのです。sei

今提出している法案は間違いなく移民を増やすための規制緩和です。
こんな大事なことを選挙で争点にせず、逆のことを有権者に勘違いさせて政権を握りました。
日本を取り戻す!誰の手に?というのが抜けていましたね。だから嘘は言っていないというのでしょう。
タイの混乱もそうですが、民主主義って本当に機能しているのか考えてしまいます。カピバラ