オオカミ少年のマスコミは信用されないのも致し方ありませんが、いつも嘘ばかりついているわけではありません。
オバマさんの慰安婦発言は日本のマスコミが報道した通りです。

全部は見ていませんが、産経はこちら

動画がありました。42分頃からです。問題の部分を聞いてみましたが、マスコミの言う通りです。



日韓には歴史問題があり、慰安婦問題はその一つとして語り始めました。
オバマさんがこの問題を認識した後でどう感じたかを「甚だしい人権侵害だ。戦争中の出来事とはいえ、衝撃を受けた」と述べているのです。

「元慰安婦の主張は聞くに値し、尊重されるべきだ」とも述べています。

河野談話を踏襲している安倍首相を持ちだし、「日本は韓国の痛みを理解しているんだよ、もう許してあげなよ。」と言外ににおわせている発言だと思いました。違う解釈もあると思いますが、少なくとも、前後の内容から河野談話の検証を奨励しているということはないです。どっちつかずのよくわからない表現だと思いました。

よくわかったと思います。河野談話を堅持することがどれほど日本に不利になるか。

オバマさんは過去にあった慰安婦の悲劇は「事実」と認定しています。安倍さんにも圧力をかけたのでしょうか、河野談話を見直すような発言が以前あったのに、見直さないと明言してしまいました。

二人とも、慰安婦の実態はたとえ韓国のねつ造であっても韓国の主張通りと決めたのです。

そして、韓国に対しては、日本は韓国の(「ねつ造した」)慰安婦の実態を「事実」と認定するから、もう過去のことは言わないで未来志向になってほしいとお願いしているのです。

韓国の嘘に世界が付き合うから韓国はもう過去のことを言うな!

これがオバマさんと安倍さんの決めたことです。

これでは実質、今後慰安婦をネタにゆすりタカリを続けることができなくなるので、韓国は怒っているのです。

日本を悪者にしてしまうというのが問題解決の基礎となっています。
こんなことでいいのでしょうか?本当にとことんバカにされていますよ、日本という国は!

これは間違った解決方法です。
韓国の嘘を正さない為に、韓国が間違いに気づかず、それなのに不当に我慢させられたと逆恨みをして、かえって陰湿に日本ディスカウントを続けることになります。

嘘の上に無理やりの手打ちがうまくいくはずありません。所詮オバマさんには他人事です。
それから、他国がこの記事を大きく扱わないのはあたりまえで、日韓以外興味がないことだからです。
この問題は日本が自分だけの力で韓国と戦い、勝つことでしか着せられた汚名をそそぐことは出来ません。

中国同様、アメリカにとっても日韓が永久に憎みあうことが自分たちの国益に適うのでしょう。
尖閣も竹島も慰安婦もアメリカが日本にとって不利になるように動いていることを私たちは認識しないといけないと思います。

そう認識することは辛いですし、惨めです。でもいつも誰かを頼り、誰かの後をついていくだけの国は誇りある地位は得られません。
人間でも一緒です。誰か一人についていくと決めて何でもかんでも同意していたら、結局は軽んじられてしまうのです。

少々大げさな表現のメディアがあったかもしれませんが、アメリカ大統領が韓国の嘘に付き合うことを公言したことは、本当です。たぶん日本政府も了承済みでしょう。

韓国は今回は出来てもそれ以後はもう強請ることは出来ない状況でした。だからもう過去のことを言うなと言われても言われなくても金銭的には同じでした。
それより、ねつ造慰安婦をアメリカ大統領に公に認めさせたことの意義は大きいです。
将来それが正しい歴史として受け継がれていくのでしょうか?本当に悔しいですね。