サウナが好きである。ゴルフ場でラウンド後、時間があるときは必ず入るようにしている。入り方は、いたってシンプルだ。通常は、10分程度入って、水風呂1分みたいなパターンを複数回こなすようだが、私の場合、あまり時間が潤沢にない場合が多いので、一回だけ比較的長めにサウナに入ることにしている。具体的には、いつも入るメンバーコースのサウナがドライサウナで温度が90-95℃なので、真冬は30分、今の季節は20分一気に入る。血圧が高いこともあり、冬の場合は、水風呂の温度があまりに低く生命の危険を感じるので、シャワーで程よい冷水を浴びるだけだが、夏場になると、逆に少し生暖かい時もあるが、水風呂でゆっくりと体を冷やし、整えるようにしている。同じコースの他のメンバーは、私があまりに長く入り、しかもサウナ室内の2段の腰掛けの上に座るものだから、牢名主と呼んでいるらしい。

呼び名で思い出したが、前回のブログでゴルフプレー中に留意していることを書き綴ったが、暑い日にカートを日陰に停めることを励行していることを書き忘れた。プレーする方はわかると思うが、少しでも日の当たるところにカートを停めたらシートは熱くなり、カートに積んであるキャディーバッグ、クラブ、小物なども信じられないほどに熱を帯びるので、要注意なのだ。不思議なことだが、こうしたことを全く意に介せずに太陽光がビンビンに差している場所に停める同伴プレーヤーのオヤジが時折いる。そういうメンバーと一緒の時は、仕方ないのでそのオヤジが日陰まで2,3メートルの距離しかない場所にカートを停めた場合、明確にすぐそこの日陰に停めませんか、というようにしている。これまでのところ、私のこの発言は奏功し、皆、日陰にカートを停めてくれるので、日陰のご利益を冷気を堪能している。一昨日のように朝から早々に30℃を超えるような日は、プレー前にカートをなるべく日陰に止めましょうと、注意喚起するようにしている。かくして他のメンバーからは日陰大臣とも呼ばれているらしい。

さて、サウナの話題に戻り、一昨日のプレー後である。スタート時刻は午前8時だったが、すでに体中に汗が吹き出るような気温と湿気である。こういう日はショートパンツを穿いても、下着のパンツまでびしょ濡れになってしまうので、私は4、5年あるいはもっと前からサーファーパンツを着用してプレーするようにしている。これだとインナーがあるので下着パンツをつける必要もなく、いわゆる海パンだからどんなに濡れてもすぐに乾いてくれる。見た目はゴルフ用ショートパンツと全く変わらないので、とても便利なのだ。もっとも、上着のポロシャツは、レストランで食事もあるので、着替えを持って行くようにしているが、一昨日は忘れてしまったが、最近の速乾素材のためか全く気にならなかった。プレーの合間、ハーフを終えての食事中に話題になったのはサウナであった。私以外の3人のうち、二人はサウナ仲間。他愛もない会話だったが、誰かがその日は一日中低温サウナに入っているようなものだから、プレー後のサウナはやめると言い出した。一同、確かにその通りと納得し、私も激しく同意した。確かに流した汗の量は半端なかったのだ。かくして、プレー後は水風呂に直行したのだが、これが大正解の極楽浄土だった。実は、今までは、どんなに暑い日でもなんとなくルーチンで熱いサウナに入っていたが、これからは水風呂に直行しようと思った。

昨日も実は、長距離散歩の予定であったが、朝起きたら一昨日の蒸し風呂ゴルフの疲れが少し残っていたこともあり、終日、クーラーの聞いた室内で過ごし、開催中の女子ゴルフトーナメントをずっと見ていた。どうみてもそこらの小娘にしか見えない女の子たちの飛距離を解説者が言うのだが、我々オヤジと変わらない。いや、正確性を加味した真の飛距離ははるかに上回っている。そんな現実を感心しながら、少しでも自身のプレーの向上を目指すべく、画面での彼女らのプレーを一所懸命見るのも悪くはなかった。もっとも、今週末の土曜日は天候に関わらず、久しぶりに湾岸緑道コースを歩くことにしよう。