連休から通常モードに切り替わったと思ったら、今朝は朝からすごい土砂降りだ。先週も退社時に同様の目に遭い、びしょ濡れになってしまったことがあったが、今朝もそうだった。連休前から晴れの日も続いているが、雨の日の印象が強く、なぜか一年で一番良い季節のはずの新緑のイメージがあまり湧いてこない。

一つ考えられるのが連休前から23区内の本社に在勤地が移ったことがあるかもしれない。これまでの通勤路にあった多摩丘陵の四十メートルほどの高さを一気に登る区立の緑道公園の景色は溢れるばかりの緑に包まれていたの対し、本社のある23区内は、街路の桜並木の緑は濃いとはいえ、丘陵地帯の比ではない。連休中はゴルフもあまり行かなかったこともあるが、例年の眩しいくらいの緑をまだ感じていない。

ゴルフといえば、一昨日のことだが、週末の土曜にもかかわらずホームコースはあるイベントで貸切となった。卒寿になった男性メンバーT氏が自ら主催してコンペ&祝賀パーティーを開いたのだ。東京駅から大型バスを2台、ゴルフ場近くの2駅からもバスを出して、飲酒運転など気にせずにどうぞ飲んでくださいというパーティーだった。ゴルフプレー費以外は、全てT氏が負担されていた。パーティー代、バスチャーター代、そしてロッカーには特別な刺繍を施した今治タオル他が記念品として手提げ袋に礼状とともに置かれていた。プレゼントは一切受けない、出してはいけないというルールだったので、参加者(総勢130名余)は丁寧に卒寿の祝いをT氏に述べると言った具合である。もちろん、プレーはコンペ形式で、T氏の関係者からは豪華な賞品も提供されて、なんというか、T氏から眩しいくらいの後光が差しているようなそんなイメージであった。

実は、2年前の米寿の時もT氏は同様の貸切行事を行い、その時のご挨拶で、2年後、つまり今年の卒寿も必ずやる、と断言されておられたが、有言実行ばかりか元気にゴルフをプレーされているのは私も目標としたいものだ。私に貸切までのパーティーを開催できる財力はないが、せめて、人の役に立つようなことは今後もやっていきたいとそう思った。

そういえば、この祝いコンペでは、前日に届いたばかりのドライバーを使用した。45、43の88というスコアは自慢できるものではないが、プロで言えば、いつもトラブルだったティーショットが安定したのだ(その代わりに、スリーパットなど、他のことは結構やってしまった)。次のラウンドは、今度の日曜日に予定しているが、ドライバーの安定度はどうであろうか。本当に良いようなら、少し詳しく書こうと思う。

明日は、晴れ予想。中野坂上のK社に夕方立ち寄り、近くの飲み屋で一杯の予定だ。実は、前勤務先で私が現在非常勤として仕切っているプロジェクトの一翼になってくれているK社なのだが、担当の社員Y氏が不慮の事故で2月に亡くなってしまっていたのだ。それを知ったのは3月下旬。全ての物事が止まってしまったY氏亡き後、プロジェクトをどう進めるかを打ち合わせするために訪問するのだが、本来であれば先方会社から前勤務先の国立研究所に来ていただくのだが、Y氏へのお悔やみを述べるために、こちらから訪問したい旨を伝えていたのだ。そしてK社社長他とY 氏を偲んでの一献ということになっている。Y氏の名は、前勤務先のホームページに担当者として残すことにK社には同意してもらった。明日は、Y氏のことを話題にして、冥福を祈りながら、初夏の酒を飲みたいと思う。