ぬ※記事はわが子の実体験から学んだ定義や対応法になります。

我が家は長女が2歳半、次女が2歳で癇癪がピークになりました。
特に長女は赤ちゃん返りと癇癪ピークが重なりすさまじかったです。
 
次女も長女まではいかずともやはり2歳前にピークが来ました。
 
そんな魔の2歳児を経験していやいや癇癪から学んだ原因やその対応、いつまでつづくのかなどをまとめていこうと思います。

 
●イヤイヤ期とは??
2歳前後の成長過程で自我が発達し、平たく言えば親の言うことを聞かなくなる。
 
 
《例》
・服を着たくない
・お風呂に入りたくない
・好きなものしか食べたくない
・自分でできないこともやりたい
・親が言うことはしたくない
 
 
●癇癪(かんしゃく)とは??
怒りや憤りから我を忘れる。泣きわめき何をしても止まらない。
怒っていた理由すら忘れて暴走する。
 
 
《例》
・床や地面で泣きわめき転がる
・抱っこしようとすると激しく嫌がる
・声をかけるとさらに激しく泣く
・平気で何時間も泣きわめく
 

●イヤイヤと癇癪の違いは??
止まるか止まらないかです。
イヤイヤの場合5分‐10分以内ぐらいで泣くのが収まりますが、癇癪の場合平気で2時間ぐらい泣き続けられます。
まわりを見ていると、特に女の子の方がこだわりが強く癇癪が起きやすいのかもしれません。
 

●原因は??
 
【イヤイヤ】
歩けるようになり、外の世界のことを知り、興味を持つものが増え
自分でやりたいが強くなったこと
 
【癇癪】
自分の意思が親に思うように伝わらず、ものごとが上手くいかない。
 
ふたつに共通することとしては
言葉の発達が自分のやりたいこと言いたいことを上手に伝えられるまでに追い付いていない
そのもどかしさがイヤイヤ(親を困らせる)癇癪(暴走)につながると考えられます。
 

●対処法
対処法については字数の関係上、どうにもこうにもならない癇癪の場合のみについてです
 
【癇癪を落ち着かせる手順】
●泣き出す叫び出す転がり出す

①危険がない場合、しばらくそのままにする
ここで下手に抱き上げたり声がけをしても、さらにひどくなるので、ひとしきり泣かせてストレスを外に出させます
 
②少し声が小さくなり、疲れた感じがしたら一緒に寝転がり近くで下記の声がけを始める
 

 
 
▽落ち着かせる声掛け
------------------------------
●うんうん、いやだね、そうだね、悲しかったね
 
●普段子どもが喜ぶ声かけ
〈例〉
●~ちゃんのことママは大好き
 
●もう大丈夫だよ
 
●ママが側にいるからね   など
 
●泣き止んだら楽しいことして、美味しいものをいっぱい食べようね
---------------------------------
触らせてくれるようになったら、横になりながら抱っこしてとんとんしたり落ち着かせるのもいいと思います。


泣き止んだら
③外や違う景色をみせて〜飲む?〜する?などこどもが好きそうな提案をする
 
ここで話せる子ならいやだったことを少しお話しして解決に導いてあげるのもいいと思います。
 

●イライラして親が泣きたくても、絶対に言ってはいけない言葉


--------------------------
●どうして、なんで〜するの?
 
●何がいやなの?
 
●ばか、悪い子などの人格否定
 
●大嫌い、どっかいって
----------------------------
言いたくなる気持ちはグッとこらえます。
本当になんで、、どうして、、ってことばかりするし、急に泣き出すし、意味不明の癇癪でもです。
 
 
特に人格否定や大嫌いなどは言っても何も解決せず、こどもも自分も傷つけます。
 
 
●いやいや癇癪はいつまで続くの?
 
 
当然、個人差はあると思いますがうちの姉妹は二人とも
半年
 
でした。やはり言葉がスムーズに出てくるようになると大分落ち着きます。
 
 
 
●癇癪をなるべく起こさせないようにするには?
 
第一に生活のリズムを整える。
 
 
眠かったりお腹がすいていたりすると小さなことが引き金になり癇癪は起きます。
日中は外で遊ばせ、お昼寝も夜もたっぷり寝かせることが一番の予防になります。
 
 
また、癇癪が起きるかと思うとお出掛けするのも怖いですが、残念ながら家の中にはだれも助けてくれる人はいません。外には意外と助けてくれる人はいます。
 
 
第二に子どもが好きな(落ち着く)フレーズをストックしておく
 
うちの場合は(恥ずかしいのですが)
〜可愛い!大好き、ギュー(抱きしめる)です。
 
子どもが癇癪で訳わからなくなった時も、いつも聞いている大好きなフレーズなら受け止めてくれる可能性があります。
 
 
●親の心を楽にするには?
 
負荷を減らす
 
●買い物はすべて宅配とネットスーパーにする
 ママ割を使うと宅配料金100円で当日中に届けてくれます!
 牛乳ジュース水などを毎週運んでもらうと便利です。
 子供が3歳までは宅配料無料です
 大抵の生活用品がそろいます
 
使えそうな育児グッズを躊躇なく購入する
  育児用品は大抵フリマサイトで売れます
 
時短家電などを購入する
(食洗器、洗濯乾燥機、コードレス掃除機)
 特に今年購入した洗濯乾燥機はものすごい恩恵を受けました
 
 
ストレスを減らす
よく私がやっていた方法はこちらです。

 
 
①ノートにストレスや嫌だったことを書きまくる
箇条書きで思いつくままに書きまくります。
もう暑いとか、腰が痛いとかなんでも
 
②解決策を考える
自分なりにこうしたらいいかなと思うことを
ストレス項目の横に書く
 
③解決の糸口となりそうな本を読む
図書館に行けば育児の本などはたくさんあるので
直感で選びます。
 
④支援センター、子育て広場などで相談する
自分で解決できないストレス項目を相談する
 
ママ友などに相談してもいいのですが、うちもだよ~そのうち良くなるから大丈夫大丈夫、とか言われると真剣に相談したいときは嫌なのであまりしません。
 
 
▽参考になった本当にオススメの本
 
 

 

育児だけではなくバイブル的に繰り返し読んでいます。いらいらもやもやする時に読むと心が軽くなります。
作者の方はすでに若くしてご病気で亡くなられているのですが、余命が分かっている中でも感情を整理できること、本当に敬服です。
 

 

具体的な声かけ方法を教えてくれてとても参考になりました。
 
 
おすすめの本はまだ沢山あるので別の機会にまとめます。
本を読んだときは忘れてしまうと読んだ時間が勿体ないので、携帯のメモに音声入力で大事なことをメモしておきます。
 
一回読んだ本であれば多少の誤変換があってもメモを見れば思い出すことができます。
 
 
●対処策のまとめ
 
▶こどもを遊ばせることだけを目的として外にでかけ、外の世界に目を向けさせる。
 
▶癇癪が起きた場合は、タイミングを見てこどもの目線になるべく近くなりゆっくり落ち着かせる
 
 
やはり買い物や用事ごとがあると焦ったりイライラが倍増するのでこどもと出かけるときは今はなるべく「遊ぶ」だけを目的として出かけられるのが良いと思います。
 
 
 
 ⌘実体験エピソード⌘
 
※凄まじいといった長女のイヤイヤ癇癪とその後のエピソードです。長くとりとめもなく書いているので興味がある方だけご覧ください。
 
 
当時の長女(2歳6ヶ月)
 
 
うちの長女は2歳半ごろからちょっとしたことで癇癪が勃発してました。親さえも気づかない小さなことで暴走がはじまり、
 
そうすると平気で3時間ぐらい泣き叫んだり、裸のまま外や公園に行くまで怒ったり(真冬)、何回も外と家を往復しないと叫んだり、道中で地面に転げ回ったり、、本当に気が狂ったんじゃないかと思うぐらいのイヤイヤぶりでした。
 
 
生後4ヶ月の次女も長女に引っかかれたり、かまれたりするので授乳も立って逃げながらしていました。
 
image
当時の次女は痛々しい傷が沢山ありました。。。
 
 
そんな時に子育て広場の先生に言われたこと
があります。
---------------------------
あなたはこれ以上にないぐらい、
よく頑張っている。
もう限界でしょうけど
ひとつ提案としては〇〇ちゃんをほめてあげることをするといいわ。
 
何かを出来たから褒めるのじゃなくて、
ただ、毎日元気に過ごしてること、お友達と遊んでること、笑顔でいること、それがママが嬉しい、ありがとうとふとした時
一日何回でもいいから褒めてあげて
-----------------------------------
と言われました。
 
それから、言われた通りふとした時にほめたり、
お話をしたり、よく子育て広場など、スタッフがいる場所に外出するようにしました。
 
2人こどもを連れているとスタッフの方が長女とよく遊んでくれたりして、とても長女は嬉しそうでした。
そうしていたら、段々癇癪の頻度は少なくなり落ち着いていきました。
思うに、ママだけの世界から自分のことを見てくれる人が他にもいるということが娘の安心感につながった気がします。
 
幼稚園入園まで長女は人見知りも凄く人が多いのも異常に嫌がるし、プレの母子分離も一人最後まで泣き続けるし、この子は入園拒否されるんじゃないかと本気で思ってました。
 
しかし、入園後はなんとか私と離れることが出来るようになって世界が広がり、お友達とも沢山遊べるようになりました。また父親と2人で出掛けたり、一緒に寝たりすることも出来、私から少し離れられるようになりました。
 
今思えば、今の次女より早い段階で(2歳前に)長女はお姉ちゃんにされてしまって、小さいながらに嫉妬やがまんや寂しさなどいろいろな気持ちを抱えてたのかと思うと胸が痛みます。
 
2歳差だと上の子が入園するまで0歳と2歳と3人で過ごす時間が約1年間あるのですが、その期間はあらゆる手を使って週5日家の外で過ごしていました。私には家の中で3人でいることは出来ませんでした。
 
外に出て知り合う2歳差の兄妹連れの方々は、やはり私と同じように親元は遠く、出産で引っ越してきて知り合いが少ない人が多かったです。
そして、こどももどちらかというとやんちゃで家にずっと居れないタイプの子です。
 
なので、同じようなレベルの悩みがあったりするのでお互いを本当の意味で励ましあえました。その時に知り合った方々は、子育ての大変な時期を一緒に乗り越えた戦友のようになり、今でも色々話し合えます。
 
 とりとめもなく書いてしまっているのですが、何が言いたいかというと、外に連れて行くのは本当に本当に大変かもしれませんが、連れて行った分、何かしら得るものもあると思います。
 
 
 
長くなりましたが、今回は以上となります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
 
 
 
 
 

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