yoru wo koeru | 碧と橙

碧と橙

かきたいときに、かきたいことを、ありのままに。




5/13、ついに1st mini album
『yoru wo koeru』の全国発売日です。


このアルバムがこうやって完成したことは、わたしにとって奇跡です。
ライブのMCでも何度も言ってるけど、このアルバムはわたしにとって宝物の詰まった宝箱です。
それくらい、愛のつまったものです。



活動を初めて半年で出した自主制作音源から2年経ちました。この2年間で、大切な曲が産まれてきてくれました。ぜんぶがわたしにとって、揺るぎない本物の曲です。それがいましか歌えない歌であっても。
だからいま、レコーディングしなきゃだめだ、と思いました。そう感じました。じゃないと、前に進めない。絶対に今じゃないとだめでした。



今回のアルバムにかかっている魔法を、どう説明すれば伝わるだろう。。
まず、本当に素晴らしい人達が協力してくれました。
『きりん座』を一緒にやってくれたサポートのバンドメンバーは、レコ発のブログでもいっていたけど、本当にわたしにとって特別な出会いで、このメンバーでの音楽が実現できるっていうのは、わたしにとって奇跡でした。
『雨雫のワルツ』でビブラフォンとグロッケンを叩いてくれた影山朋子さんも本当に素晴らしい演奏で音楽を彩ってくれています。
聞く度に幸せな気持ちになります。
サポートミュージシャンの方々に本当に感謝でいっぱいです。
わたしの脳内のイメージをそのまま、いやそれ以上に表してくれていて、感無量です。本当に、幸せです。

そして元々は自主制作で作る予定だった今回のアルバムですが、
去年の年末、三鷹のおんがくのじかんのピアノでレコーディングをさせてもらえないかと、おんがくのじかんの菊池さんに相談をしたら、その後のおんがくのじかんでのライブのときに、『うちのレーベルから出しませんか』という超素敵なお話を頂き。
そんな経緯で全国リリースに至ったわけなんですが、これもわたしにとっては奇跡的なことでした。
4月にレコ発を打つと、この時点で日程まで決めていたので、本当に時間がない中、リリースの為に全力を注いでくださった菊池さんには本当に感謝でいっぱいです。
そして、おんがくのじかんのピアノ、アトラスにも、心から感謝しています。(ジャケ写のピアノです)




『yoru wo koeru』
というアルバムタイトルは、
このアルバムには入っていない、『夜明けまえ』という曲と関連しています。
そしてこのアルバムに収録してある『フィナーレ』は、『夜明けまえ』のアンサーソングでもあります。
どちらの曲もわたしの本物のことば、21歳のわたしなりの哲学が込もっています。(このアルバムに入っている曲全てにおいてですが)

こえていかなきゃいけないんです。
こえた先にもっともっと大きな景色があるはず。
いくつもの夜を越えて、物語は続いていくことを、わたし自身、自分の曲から教えてもらいました。


今回のアルバムに入っている曲は、
ぜんぶに命が宿っていて、1曲1曲が、生きています。本当にそう思います。
わたしは自分の曲を想うとたまにものすごく、切ないきもちになります。
できることなら世に残ってほしいなあ、人の心に残ってほしいなあ、と思います。それが曲の命が報われるということだと思います。

わたしの音楽は、わたしという人間を抜きにして考えて、尊いものです。
この世に生を受けたひとりの人間が、心でつくった魂の込もっているものは、それはもう本当に尊いものです。
わたしは自分の音楽をそんな風に大切に思っています。



今回のアルバムに協力してくれた
ビブラフォンの影山さん、
バンドメンバーの、そらちゃん、わたる、新井さん、
エンジニアのたりおさん、
デザインを担当してくれた親友の博子、みかさん
ジャケ写の撮影に協力してくれた、RIFINE羽村店店長の小川さん、映像作家の杉本さん、

そして、三鷹おんがくのじかんの菊池さんに、

本当に感謝しています。

出会いに恵まれているのを改めて実感しました。
音楽と、素晴らしい出会いが生んだ愛おしい作品になりました。
本当に、この音楽を1人でも多くの人に届けたいです。


Eveの1st mini album
『yoru wo koeru』
5/13に全国発売です。








yoru wo koeru

1.wonder land
2.雨雫のワルツ (Vib&Glo 影山朋子)
3.きりん座 (band ver.)
4.ゆらゆら
5.掴めないもの
6.フィナーレ
7.透明



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