あの年の3月から何故か元気なイヴを抱きしめて 長生きしてね まだまだ側にいてね
とイヴを抱きしめて涙したり
もうあの時から、今生きている世界からイヴが居なくなってしまうという予知だったのかもと…
未だに私の家族で幸せだったのかなぁ
もしも私の家族になっていなければ、もっともっと元気で生きていたかもと思ってしまう
イヴごめんね あの時リードさえしっかり握っていれば、車にぶつかる事なんてなかったのに
本当にごめんね
傷もなくすぐに病院に連れて行って、その時は衝撃で腰椎がずれているから、手術すれば大丈夫だろうとの診断で、名医だと本に載っている整形がいる病院を紹介されて、必ず治ると信じていたのに、ダックスの血が流れているイヴは100頭に一匹の腰椎が溶けてしまう後遺症で、打つ手が無くて
またかかりつけの病院に戻されて、それでも希望は失わないで と先生に励まされて
昼は病院で夜は自宅に連れて帰る と先生と決めて 家に帰って来て、私のベッドに寝かせ スポイトで水分あげようと わずかな時間側を離れた瞬間に、居なくなってしまったね イヴは優しいからママを心配させたくないからその瞬間を見せたくなかったんだよね 最後まで良い子 本当に良い子
その後すぐに先生に電話して 夜なのに今連れて来てと言われて 先生は亡くなってしまったイヴを綺麗に洗ってくれて ごめんねイヴちゃん 僕はイヴちゃんのような小さい命守る為に獣医になったのに、助けてあげられなくでごめんね
と本当に素晴らしい心がある先生に巡り会えてイヴ悲しいけど、イヴがお利口だから、巡り合わせと今も思い未だに三銃士お世話になっているね
残しておきたかった、イヴがこの世界から私の側から居なくなった経緯を
たった五日間の入院で私の側から居なくなった敬意を
忘れるなんて事は出来ないから 未だにイヴを感じて イヴを抱きしめたいと願う気持ちも捨てなくていいよね
イヴ本当に愛してる ずっと側にいていいからね