優太「クソ!」
レシレム「クリスは、暗黒界では珍しい慎重な悪魔だからね。」
優太「沙希を取り戻したかったのに・・・。」
レシレム「小山沙希を取り戻すには、どうやら簡単にはいかないみたいだね。」
優太「あいつらはどこにいったんだ・・。」
レシレム「分からない。闇の空間は天使でも探知できないんだ。この地球のどこにでも移動できるからね。」
そして、優太は、トボトボと家に帰った。
一方・・・。
沙希「まさか、優太が天使と契約してるなんて、驚いたわ。」
クリス「少々、やっかいだね。まだ力を完全に使いこなせていないみたいだし、早めに始末したほうがいいかもね。」
沙希「・・・・・・。」
クリス「沙希?」
沙希「そうね。クリス・・。あの、天使をどうしたら殺せる?」
クリス「レシレムは、僕と同じレベルだからね。それを超えるしかないね。」
沙希「どうやって?」
クリス「一つだけ方法がある(汗)けど、失敗すれば、僕は殺され、君は魂を抜き取られ、消滅する・・。」
沙希「難題の試練ね。教えてくれる?私は世界を変えたいの。」
クリス「分かった。」
そういうと、クリスは話しだした。
クリス「前に話したよね?ランクがあって。僕はSランク・・。その上にいる魔王がSSランクだ。ヤツを殺せば、君は、天界にいる神に匹敵する魔力を得ることができる。僕もね。」
沙希「SランクとSSランク・・・。そんなに違うの?」
クリス「残念ながら、次元が違うね。魔王がこの人間界に来ただけで、世界は天変地異を起こし、自然は色々な現象を起こし、地球は壊滅状態になるね。」
沙希「かなり、難しいわね。」
クリス「さて、どうする?君は僕の契約者。君が決めるんだ。」
沙希「フフ。どうせ、死ぬ時は死んでしまうのが、人間よ。魔王を滅ぼせるかは分からないけど、0%ではない。魔王を殺し、貴方が魔王になるのよ。そして、私は魔王の契約者とし、最強の魔力を得る・・・。そして、世界を理想の世界に変える。」
クリスは息を飲み込んだ。
クリス「ククク。つくづく君は、僕との波長があうね。やってみよう。」
そして、沙希とクリスは暗黒界に入った。
そして、またまた一方・・・。
優太「沙希のヤツ、世界を変えるって言ってたけど、どうするつもりなんだ・・・。」
レシレム「あの子が、どういう行動をおこすか、分からない。だけど、まず強さを手にいれようとするだろうね。」
優太「強さ?」
レシレム「おそらく、今のレベルを超えようとするはずだ。あり得ないと思うけど、あのクリスならSSランクを倒し、自分の力をはるかに上げようとするかもしれないね。」
優太「お、おいそれって・・・。」
レシレム「うん・・・。SSランクなんて神と魔王しかいない。」
優太「あ、あのヤロウ!沙希を連れて、魔王のところに行く気かよ!沙希が、殺される!」
レシレム「いや、もしかしたら、小山沙希が望んでるのかもしれないね。あの子の目は本気だった。自分の命なんて考えていなかった。クリスでさえ、自分が消えるのは嫌だからね。」
優太「そ、そんな。」
レシレム「一度いったけど、君しか小山沙希を止められる人はいない。けど、暗黒界に行き、何とかできる問題でもない・・・。どうする?」
優太「行く!行って沙希を元に戻して、こんなムチャクチャな事なんて終わらせてやる!」
???「待つのだ・・・。」
っと、突然、優太の部屋全体が光に包まれた。
優太「なっ!」
レシレム「こ、これは!も、もしや!」
光に包まれた空間から何かが降りてきた。
それは、神々しく優太には、とても眩しく見えた。
レシレム「あ・・・あ・・あ。シ、シン様・・・。」
優太「シン?」
シン「レシレムよ。久しいものだな。」
レシレム「は!」
優太「レシレム、誰だ?」
シン「お前が、レシレムの契約者か。私は、神だ。」
優太「か、神!?」
シン「人間界の様子は、天界から見ていた。」
優太「見てたって・・・。」
シン「悪魔クリスは契約者と共に、闇の空間に入り、暗黒界に入った。魔王を倒すつもりだろう。魔王もそれは気づいているはずだ。」
優太「や、やべぇ!早くいかねぇと!」
シン「待つのだ。今のお前が行っても、暗黒界の悪魔達に殺されるだけだぞ?レシレムから聞いたと思うが、天使との契約は、悪魔と違う。レシレムが強いからといって、お前が強いという訳ではない。」
優太「くっ・・・。」
優太は悩んだ。