元号が「令和」になり初めてのレース
SUPER GT第2戦富士スピードウェイ
開幕戦岡山では悪天候の決勝レース中に
多重クラッシュに巻き込まれ、
車両に激しいダメージを負ってリタイヤに追い込まれるという
無念な結果に終わってしまった
エヴァRT初号機 X Works GT-R。
わずか、3週間足らずの第2戦までに
X Works メカニックの技術により完全復活した初号機
予選日の練習走行でサーキットを走る姿に
感激を与えられました
予選日の午後2時半、
予選Q1がスタート
Q1はショウン・トン選手が担当。
29台中8番手という好タイムでQ2進出のチケットを手にしました
そして、予選Q2は
マーチー・リー選手が担当し、
15番手で予選を終えました。
決勝は500㎞の長丁場のレースなので
15番手から上位チェッカーポイント獲得を虎視眈々と狙っていく!!
そして、決勝日・・・スタート進行・・・
最終コーナー方面の空が雨雲が・・・
そして雷のイナズマも走りこちらへ迫ってくる。。。
グリッドウォーク中にも雨が降りはじめ
路面のアスファルトの色が変わっていく。。。
ウォームアップではスリックタイヤであった
エヴァRT初号機 X Works GT-Rもスタート前にタイヤを変更。
レインタイヤを選択しました。
しかし、結果的にこのタイヤの選択が
ベストではありませんでした。。。
スタートドライバーはショウン・トン選手。
使徒使徒と、しとしとと
雨も本格的に降りはじめ・・・
まさかの・・・
今シーズン2回目のセフティカースタートとなりました。
3周目よりレース開始。
水煙を上げて走る！
雨脚はどんどん強くなり天候悪化。
前戦の多重クラッシュのようなことが再び起こりかねない状況に。
マシンが巻き上げるウォータースクリーンが濃くなり、
落雷の心配も出てきたため再びセフティカー導入。
そのまま15周目を終えた午後3時4分に赤旗となってレースは一時中断へ
幸い天候は回復へ。
午後3時33分、レース再開
レース再開時の33号車は17位。
ここからが、本当のレースのはじまり。
しかし、乾いていく路面にタイヤが合わず。
一時は20位までポジションを落としてしまうことに。。。
40周目でピットイン。
タイヤチェンジ給油
ドライバー道見真也選手に交代
道見選手の快進撃が始まる。
300クラスのトップタイム、1分38秒台を連発する！
72周目には
1分38秒710でベストラップをマーク
このタイムが結果的に
300クラスの中での2番手のベストラップタイムとなりました。
（ちなみに、1位は4号車GOOD SMILE 初音ミクAMG谷口選手の1分38秒658）
他のマシンが2回目のピットインに入る中で、
33号車エヴァRT初号機は周回を重ね
見かけ上の順位も上がって・・・
1位にのぼりつめました
81周目に2回目最後のピットイン
タイヤ交換、給油、
ドライバーはマーチー・リー選手に交代
そしてアウトラップ1周を経て
33号車エヴァRT初号機X Works GT-Rは8位をキープ
85周目で前を走っていた
52号車埼玉トヨペットGB マークX MCを捉え
7位に浮上
次に狙うは・・・
6位を走行している
4号車GOODSMILE 初音ミク AMGだ
しかし、85周時点で30秒差も開いていた。
猛追するマーチー・リー選手。
どんどん差をつめ初音ミクAMGに迫る
エヴァRT初号機X Works GT-R
残り5周のタイミングで
約5.5秒までギャップを縮めた
チェッカーまでにEVA初号機GT-Rが追いつけるか
初音ミクAMGが逃げ切るか
そして迎えたファイナルラップ！
1秒差を切り、初音ミクAMGの後方についた
テールトゥーノーズ
最終コーナーからホームストレートへ
先にチェッカーを切ったのは
初音ミクAMGでしたーーー
500㎞の長距離レースで3時間40分以上のレースで、
わずか0.149秒差という僅差でした。
あと1周あれば。。。
33号車エヴァRT初号機 X Works GT-Rは
岡山での多重クラッシュ大破リタイアから
富士で7位チェッカーポイントを獲得いたしました
X WorksはSUPER GT参戦わずか2戦目での入賞であり
インターナショナ ル枠初の入賞という目標を早くも達成いたしました
今回の7位入賞という結果にチームは悦び称え合いました。
そして、まだまだ上にいく力があるという手応えも感じました
次戦は、3週間後の
SUPER GT第3戦鈴鹿サーキット（5/25-26)
さらに上位を目指し闘ってまいります。
引き続き
33号車エヴァRT初号機X Works GT-R
の応援よろしくお願いいたします
ナカノ（・ω・）ｂ